市ヶ谷・亀ケ岡八幡宮　急階段の先が気になったので行ってみたよ

以前、この急階段を見たときから気になっていた市ヶ谷亀ケ岡八幡宮。

鳥居と石碑があるので神社なのは一目瞭然ですが、この階段を登る気にならず、行かずのままでした。

しかし先日、市ヶ谷に行ったときに意を決して階段を登ってきました！

都心のど真ん中のオアシス

この神社はビルと堀しかない市ヶ谷にひっそり佇んでいます。

JR市ヶ谷駅を出て北に進んでお堀を渡るとT字路に突き当たります。そこを左に曲がってビルとビルの間に入ります。写真の見切れている辺りです！

市ヶ谷亀ケ岡八幡宮
〒162-0844 　
東京都新宿区市谷八幡町15番地
マップはこちら

子ども向けの小公園もあります。

急階段の右には駿台・市ヶ谷校舎があります。

受験シーズンはこの神社でお参りするのでしょう。

階段を登ぼると…

…間違いなく神社があるのですが、こういうのってワクワクしますよね。

「あの坂をのぼれば、海が見える」…小学校か中学校かの国語の時間に読んだ詩を思い出します。目の前にあるのは坂ではなく急階段、海ではなく神社ですが「この先はどうなっているんだろう」という期待が膨らみます。

しかしかなりの急階段です。

この急階段の途中に…、

稲荷神社があります。

やっとの思いで階段をのぼり切ると、重厚な灯籠と青銅の鳥居が構えていました。

この鳥居、新宿区内に唯一現存する銅製鳥居で鋳造技術にも優れていて貴重とのこと。

鳥居の奥にすがすがしい緑と本殿が見えます。

今度は金刀比羅宮と、またもや…

階段を登ってまた階段がある手前に金刀比羅宮(ことひらぐう)があります。こういう小さいお社(やしろ)っていいですね。

更に今度はまた稲荷神社です。

鳥居には出世稲荷神社とあります。良く見るとお社に小さなお稲荷さんがいます。

日本では八百万(やおろず)の神と言うだけあって、ひとつの鳥居のなかに更に鳥居があって神社があります。

それでも問題無いという鷹揚(おうよう)さが何とも言えません。

やっぱり立派な本殿！

威風堂々たる本殿！

境内はそこそこの広さで…、

ご神木(しんぼく)のいちょうの木に紙垂(しで)が取り付けられています。

暑い昼下がりということもあってか、ひと気がほとんどありませんでした。暑いし、あの階段を見てのぼるのをためらうのでしょう。

しかしこの手水(てみず)、竹の筒から水が流れるようになっています。

行きは良い良い帰りは怖い

…行きも階段がキツくて「良い」とは言いがたいのですが…、

帰りは怖いぞ！


くれぐれも気をつけて帰りましょう。

ひでぞうのまとめ

気になるあの階段を登ると一体どんな神社があるのか…、階段を登らず気になりっぱなしだった人、いかがでしたか？

かく言う私も気になりながらスルーしてきましたからね。

それぐらい市谷亀岡八幡宮の階段は急なのです。

だけど登って良かった。いくつものお社や立派な本殿、そして和の空間。
ビルばかりの都内のど真ん中で少しホッと出来る場所がそこにはありました。