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「何かやりたい、でも時間が無い」病の人へ 問題は時間より情熱の持続だ!
今回はタイトル通り「何かやりたい、でも時間が無い」病の人の為の記事です。
毎日忙しくて振り返ると半年、1年が経っている…。誰もが慌ただしく毎日を過ごしてつい「忙しい」の一言で何でも後回しにしていませんか?
今回はそんな問題を私の反省も含めてお話しします。
焦り過ぎると何もできない!?
いくつもの仕事を掛け持ちして進めることをマルチタスクといいます。Windowsでは複数のソフトを同時に立ち上げますよね。あれと同じで実際の仕事も生活もマルチタスクで複数の物ごとを進めないといくら時間があっても足りません。
しかし人間はマルチタスクが不得意なのかも知れません。あまりに多くの物ごとを抱えるとパニックになります。ひとつひとつは小さなことでも一度にたくさんの処理すると混乱します。
それは両手を使っても手帳と鉛筆と消しゴムの3つを持ち切れないのと同じことです。
焦り過ぎるとどこから手を付けていいか分からなくなって「何もできない」になってしまいます。だからひとつひとつ分解して考えてみましょう!
次は長期的視点で考えてみる!
焦らず分解して考えてみる、その次は長期的視野で考えてみる、です。
長期的視野と言っても、想定するのはたったの1年です。
1年は52週あります。たとえばその週末だけでも何かに打ち込めば、かなりのことが出来るはず。
超難関の国家資格は1年間52週では合格できませんが、趣味のピアノぐらいなら割と時間があるのではないでしょうか?
何をやるか・何をマスターするかにもよりますが、52回も時間があると考えることが出来れば少しは「何かやりたい、でも時間が無い」病が無くなるのではないでしょうか?
本当の問題は時間ではない!
時間は確保しました。ピアノが目標のアナタは電子ピアノと教本を買いました。しかし本当に52週も情熱が持続するのか、…本当の問題はこれです!
最初は張り切っているので「52週じゃ大したことができない」とか「もっと時間が欲しい」と焦ります。週末は少し早起きしてピアノを弾きます。友達と会う時間さえもったいないと感じ、時間を捻出して練習に励みます。
しかし悲しいかな、その情熱が次の週、その次の週も続くでしょうか?
10週(2ヶ月程度)続けば良い方かも知れません。30週(半年以上)続けば大したものです。52週(1年間)続けばもう挫折しないかも知れないし、ある程度弾けるようになっているはずです。
逆に言えば情熱さえ持続すれば結構なことが出来るのです!
時間よりも挫折に気をつけろ!
情熱が持続しない原因、それは挫折です。人間、様々なことで挫折するように出来ているのです。
誰かに言われた心無いひと言から、こんなの役に立たないという気の迷い、思うように上達しない苛立ち、わからないことをネットで調べてもわからないからその部分を放置…、挫折する理由はたくさんありますが、とにかく挫折しないように心がけるのが最優先だと思います。
そういえば昔、こんな記事を書いていました。
自己啓発より効果アリ!?環境適応で鈍感力がアップしたお話
「時間が無い」は最大の言い訳だ!
他の物ごとの優先順位を下げればいいだけの話ですからね。そうすれば時間を捻出することが出来ます。本当に何かを達成したいなら他の物ごとを投げ出しても達成したいはずですからね。
だけどピアノやジムや英会話より、寝っ転がってテレビを見たり、誰得情報満載のサイトを見てるほうがラクですからね。
それで時間が無いって…、そりゃいくら時間があっても足りませんって話です。
逆に言えばそこまでしてやりたくないのかも知れません。ピアノが弾けなくても誰かの演奏を聴いて満足すればいいし、ジムで鍛えなくても困らないし、英語が話せなくても海外旅行をやめて国内旅行にすればいいし。
これは嫌味ではありません。自分がやりたいと「思っている」ことが、ちょっとしたことで諦められる欲求レベルでしか無いだけなのです。
人間、本当にやりたかったり切羽詰まればほとんどのことが出来ます。むしろそこまでの情熱が無いからこそ挫折を繰り返すのです。
なので…、
- 「時間が無い」はそこまでしてやりたくないだけ。
- 「本当に情熱や必要性があるのか」を問い直す。
- 挫折した場合は「情熱がどこで途切れたか」を考えてみる。
…この辺りが有益な思考だと思います。
ひでぞうのまとめ
今回は「時間が無い」「やりたいけど出来ない」「どこから手を付けていいかわからない」…こんなことで悩んだり挫折する前に、少し落ち着いて戦略を練ってはどうか?ってお話しでした。
もちろん高いところからのお説教ではなく、私自身が何度も挫折を繰り返した経験を元のお話しです。
今度何か始めるときはこの記事を読んでからにしようと思いますw