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熊に注意! 熊の分布・生態・そして生き残る為の戦い方は!?

突然ですが、今回は熊についてです。

かわいいくまモンクマーでお馴染みの熊ですが、日本国内では遭遇したくない動物No.1です!
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しかも熊は観光地や里山などの身近にも出没するので注意が必要です。今回はその分布から生態、そして襲われたときの対処法についてお話しします。

ただ、私が調べた限りの話です、くれぐれも自己責任でお願いします!

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意外にも広範囲に分布してるクマー

熊といえば北海道のイメージですが、実はほぼ日本全国に生息しています。「熊 日本 分布」で検索すると、北海道はもちろん、本州もほぼ全域、そして四国でも少しの分布が見られます。九州は絶滅したかどうかが議論されているレベルですが、万一を考えて山に入るときは注意しましょう。

なお、北海道はヒグマが、本州他はツキノワグマが生息しています。

年間これだけの人身被害が!

死亡者数は毎年1桁の数字で0人の年もありますが、負傷者数は少なくて1桁、多いと3桁で、最大は2010年の150人が負傷したデータがあります。

クマによる被害/日本のクマについて/WWFジャパン

負傷していなくても遭遇した人の数を考えるともっと多くなりますよね。これは怖いことです。

凶暴かつ俊敏!

熊の獣害(じゅうがい)でもっとも忌まわしい記録は三毛別羆(さんけべつひぐま)事件です。死亡者7名、負傷者3名、計10名の被害者が出たこともさることながら、何度も民家を襲撃しているのが恐ろしいです。

三毛別羆事件/ウィキペディア

このヒグマの体長は2.7m、体重340kg!
一般的な住宅の天上高は2.4m程ですから、いかに大きいか分かります。

また、熊はとても俊敏で走る速さは時速40kmにもなります。山のなかで遭遇した場合、走るのが速いだけではなく熊のほうが山道に慣れている分、人間は不利になります。

こんなところに出没するぞ!

さて、この画像はどこでしょう?
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これは群馬県・伊香保温泉の記事でお話しした温泉郷からロープウェイで登った山頂の展望台のものです。誰もが当たり前に訪れる観光スポットの展望台に「クマ注意!」…これには驚きました。

また、札幌市でも市電が走りビルが並ぶ通りで目撃されています。

そして、ついにこんなところにまで!

JR東日本長野支社によると、2番線の事務室を出た駅員が、7番線ホームの北側の端を歩いている体長約1メートルのクマを目撃した。隣の6番線には直前まで列車が止まっており、乗客がいた。

長野駅ホームにクマ!!複数頭?市街地をウロウロ/スポニチアネックス

駅のホームにクマーって
(´Д`;)

今や熊は都市の中心部である駅にまで出没するのです。こうなってくると地域によっては絶対安全と言い切れる場所はありません。

こんな場合が危ないぞ!

本来、熊は人間を避けて行動します。
しかしエサのどんぐりが不作だったり、冬眠用の適度な穴が無くて「穴持たず」になると凶暴化する性質があります。

また、熊の子どもと一緒にいる親熊も気が立っていることが多いと言われます。人間から子どもを守る必要がありますからね。

そもそも遭遇しないために

山歩きのときは、その地域で熊の出没があったかを事前に調べておくと良いでしょう。現地で村の人の話を聞いておけば傾向くらい分かります。「今年は天気が悪かったからどんぐりが不作で熊が里まで降りてくるかも知れない」とか。

実際に山歩きをするときはを付けましょう。これは熊に人の存在を知らせる意味があります。
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そしてゴミは持ち帰る。熊は鋭い嗅覚で人間が出したゴミを嗅ぎつけます。ゴミを捨てたところから離れても後を追ってくるかも知れません。なのでゴミをむやみに捨てないようにしましょう。

人間と熊が遭遇してもお互いに良いことなどありません。人間側が遭遇しないように工夫しましょう。

それでも遭遇してしまったら

そんな絶体絶命の場面ではどうするのが正解なのか?

これをやると\(^o^)/オワタ

  • 死んだふり→熊は死肉も食べます。
  • 木に登る→熊も木に登れます。鋭い爪でガシガシ登ってきます。
  • 熊に背を向けて猛ダッシュ→クマは時速40kmで走れます。
  • 川に身を隠す→クマは水を恐れないどころか泳ぎが得意です。

人間よりクマの方が圧倒的に身体能力が高い、こう覚えておきましょう!

こうして生き延びろ!

熊に遭遇したら…、

  • 熊から目をそらさない。
  • 熊の目を見ながら後ずさりする。
  • 傘を開いたり両腕を広げたりして自分を大きく見せる。
  • 熊撃退スプレーを使う。

それでも襲い掛かってきた場合、意外にも戦うことが有効のようです。戦って「勝つ」必要はなく、熊の戦意を喪失させて熊が逃げて行けば良いのです。逆にこっちが走って逃げても身体能力的に熊に勝てません。

万が一のときは戦うことも辞さない、そんな覚悟が必要です!

ひでぞうのまとめ

これで対策は万全!?です。しかしそうは言っても熊と戦いたくありません。

なので正しい知識を付けて遭遇しない工夫(と言っても鈴を身に付ける程度ですが)を心がけましょう。

万一遭遇した場合、少しでも生き残る確率を上げるように行動しましょう!

しかしこの記事を書きながら思いました。実際、リアルで自分が熊に襲われたらどうなるんだろう?
冷静に対処できるのか?
足がガクガク震えて頭が真っ白になるんじゃないか、と。

…悪夢のシミュレーションから目が覚めます。
ああ良かった。今、家でのんびりしているんだ、熊と対面してなくて良かった、と…。

 

ほんと…、

 

ネットでクマーとか言ってられるのがどれだけ幸せかって話ですよね!

 

 

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