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恐怖の仕事論にネット震撼! 仕事以前の人生の根源を問え!!

「大人になったらまず趣味をなくそう」謎の仕事論にネット震撼「一体なんのために仕事しているんだ」

最近この件でネット民が震撼したようですが、みなさん知ってました?
私はワンテンポ遅れで知りましたが、これは噛み付いておかねばと!

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本末転倒も甚だしいという話

「社会人になったら趣味は持たないようにする」という仕事論がネット上で物議を醸している。きっかけは、とあるツイッターユーザーが6月17日に投稿した内容だ。給料は多くなくていいから「残業せずにプライベートを充実させたい。趣味に没頭したい」という若者の言葉に、上司が「ぞっとするわ」と発言したのだという。

■「趣味をなくしてから仕事が上手くいった」にドン引き

しかし、趣味で音楽活動を行っているこのユーザーは、逆に上司の言葉に「ぞっとした」という。このユーザーはその職場で働き始めたころ、「ためになるから」と言われて社長オススメの講演を聞きに行ったら、テーマが「大人になったらまず趣味をなくそう」というものだったと明かした。

「趣味をなくしてから仕事が上手くいったんだと。いい大人達がうんうん頷きながらこぞってメモを取っている姿は異様だった」

「大人になったらまず趣味をなくそう」謎の仕事論にネット震撼「一体なんのために仕事しているんだ!?」/キャリコニュース

確かに仕事は面白いです。食っていくだけで精いっぱいの大昔と違い、今は生活費を稼ぐ目的以外で仕事をしている人も多いと思います。

社会とつながっていたい、やり甲斐が欲しい、見聞を広めたい…等々。しかし、だからと言って「趣味を捨てろ」は完全に本末転倒です。

昔は仕事のなかに全てがあった!

昭和の高度経済成長期の場合、仕事のなかに生活がありました。職場の同僚や取引先の人と飲んで、麻雀して、ゴルフして、職場で運動会を始めとするレクリエーションがあって、結婚相手も職場で見つけて…、そんな時代がありました。
今みたいに娯楽が溢れる時代ではありません。逆に会社には仲間を始めとする全てのものが揃っていたのです。

私は田舎の年老いた叔父と飲むことがあります。叔父は当時のことをとても楽しそうに話します。聞いてるこっちも楽しい気分になります。なんせ当時は「今日よりも明日、明日よりあさってが良くなる時代」です。日々、経済成長の恩恵に浴しているので仕事の仕方もザックリですし、経費もどんぶり勘定でジャブジャブ使えます。そりゃあ楽しかったと思います。仕事仲間との連帯感も今とは比較にならなかったはずです。

だけど今はジャブジャブ経費を使って飲むなんてまずありません。儲かってる会社も「いつどうなるかわからない」と慎重になっています。そんなご時世だから経営者もドライだし、仕事も全て理詰めで行われます。昔のような牧歌的な雰囲気や世の中が浮揚する雰囲気はありません。

でもそれが当たり前だから特になんとも思いません。また、仕事以外に楽しいことがたくさんある時代です。なので仕事に全てを求めることもありません。

そんな時代に「大人になったらまず趣味をなくそう」なんて言えばネット民は震撼し、噛み付くに決まっています。そりゃそうです!

もっと言えば、人間は何のために生きているのかという話

「仕事ばかりじゃダメです」って話は単に「娯楽がたくさんあるのに…」なんて浅い話ではありません。もっと深くて根源的な「人間は何のために生きているか?」って話です。

しかしこんな問いを発しても『日本の大人』は「馬鹿らしい」「青臭い」などと一笑に付してきました。その成れの果てとして「大人になったらまず趣味をなくそう」という本末転倒な話が出てくるに至ったのです。

だけど、それでも、人間は「何のために生きるのか?」とか「より善く生きるには?」を問い続けるべきです。

しかしそういう問いは経済合理性と相容れないし軽薄な『日本の大人社会』とも相容れません。「馬鹿らしい」「青臭い」と鼻で笑われて終わりです。そしていつしかそういうことを考えない人間が完成します。これが日本社会が求める『大人』です。

しかしネットで『大人』に対して反論できるようになりました。ようやく「なぜ働くのか?」「本来、人間は自由に生きることを目指すべきで仕事はその手段ではないのか?」という議論ができるようになったのです。

格差だ何だと世相は暗いけど時代は明るい方向に向かっているとも言えます。今一度みんなで『青臭い問題』を考え抜くべきです。

現実的な問題として…、定年になったらどうすんの!?

…そしてこの問題です。私たちはこういう事例を嫌というほど見てきたはずです。全てを会社と仕事に捧げた人生も定年と共に終わりを告げます。社内や取引先の「仲間」も本当に「仲間」かどうかは定年後にならないと分かりません。

よく「定年になって初めての正月に来た年賀状が5枚だった」みたいな話を聞きます。会社員時代は年賀状が500通来てご満悦だった人が、いざ定年になるとたったの5枚!

こういうの、いつになったら気付くんでしょうね。というか若い世代はとっくに気付いているからこそ仕事はほどほどにして会社に依存せず、会社に人生を丸投げしなくて済むよう自分なりの生き方を探しているんだと思います。

何も会社や仕事を全否定はしません。しかしここに来てようやく「自分の人生は自分で考える」という当たり前の生き方が出てきたんだと思います。

「みんながそうしてるから」とか「これが『大人』だから」とか、お腹いっぱいなんですよ、そういうの。もういいでしょって話です。

まとめ

「大人になったらまず趣味をなくそう」、これは普段なにも考えずに「仕事さえしてればそれでいい」と思っているからこそ出る発言です。

また「人間は何のために生きているのか?」とか「人生と仕事の関係は?」という仕事以前の根源的なことを常に問うていないと、その言葉に飲み込まれてしまいます。

しかしこの件でネットが震撼し、憤り、反対表明が噴出したのが救いでした。ここでキチンと反論と反対表明をしておかないと、いずれ空気として世の中を覆い尽くすことになるのですから。

ブラック企業を下支えする日本文化の精神性について

この記事にも書きましたが日本の労働環境がおかしいのは精神性に大きな原因があると見ています。

今後もそんな視点でこれらの問題を考えたいと思います。

 

 

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