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これから上京してくる人に ひでぞう流・東京案内 その2
前回は田舎生活と東京生活のギャップや、東京の人口や電車の本数は大変な事になっているぞ!ってお話しでした。
今回は具体的に「東京生活はこうすると便利だぞ!」ってことをお話しします。
路線図はスイカのとメトロの2つを持とう!
スマホの乗換案内だけでも大丈夫ですが路線図も持っておきたいところ。
というわけで首都圏のいろんな路線図を検討した結果、この2つをお勧めします。
まず1つめはコチラ!
PASMO・Suicaエリア 路線図
このページの下のほうに、
路線図ダウンロード(全駅版) (PDF:470KB)
ってボタンがあって、PDFをダウンロードできます。
簡略版もありますが全駅版をダウンロードしておきましょう。
この路線図は範囲が広い!
西は伊豆急下田まで、北は高崎より遥か向こうの温泉郷・水上まで、東はいわきまで。
都心に住んでる人はこれだけの範囲があれば十分です。
そして見やすい。数ある路線図の中で、これが見やすいと感じました。
2つめはコチラ!
東京メトロ 路線図
このページの下の方にある詳細版路線図(PDF:2.3MB)をダウンロードしましょう。
簡易版や駅ナンバリング入りのものは乗り換えがしやすいのかしづらいのか判りにくいのです。
詳細版の方が駅の複雑さが把握できるのでオススメです。
簡易版・駅ナンバリング入り・詳細版の3つを大手町駅で比べると、その意味が分かると思います。
なお、私はPASMO・Suica路線図で関東全域を把握し、東京メトロ路線図で都心を把握しています。
メトロ路線図は範囲は狭いけど実際の地図のかたちに則した路線図になっているので何かと便利です。
都心部にアクセスすることが多い人は東京メトロの路線図も持っておきましょう。
乗り換えは簡単なところを選ぼう!
都営大江戸線・新宿駅からJR新宿駅の乗り換えや、JR東京駅の中央線と京葉線の乗り換えはかなりしんどいです。
歩いて歩いて歩き疲れたところでようやく乗り換えのホームにたどり着くくらい駅と駅が離れています。
上京して間もない人や初めて来た人は歩いているうちに不安になる距離です。
また、歩いているうちに駅名が変わる
赤坂見附駅←→永田町駅
国会議事堂前←→溜池山王駅
なんかもヤバいです。
霞ヶ関駅の丸ノ内線から千代田線の乗り換えも結構な距離です。
この乗り換えは日比谷線のホーム経由で325m!
ホーム経由の乗り換えは狭くて歩きづらいので危険です。
今の時代、路線図なんて見ずにスマホで調べて乗り換えるだけですが、「乗り換えがキツイ駅」があることを覚えておくとよいでしょう。
毎日のことじゃないなら数十円高くなっても、数駅多く乗ることになっても、乗り換えが簡単(=迷わない・距離が短い・歩きやすい)な駅で乗り換えることをオススメします。
地下鉄→地上は垂直移動!?で
いかにGPS付スマホでも、当初は東京の道や駅の複雑さに迷うはず。
たとえば地下鉄。
いろんな路線が複雑に交差してるし出口がたくさんあって大変です。
地下鉄から地上に出るときは、じたばた歩きまわらないで最寄りの階段から出ることを心がけると良いでしょう。
イメージとしては垂直に移動する感じ。
よく分からないまま地下内を無駄に歩き回ってると、ヘンに階段の昇り降りがあって大変です。
そしていつの間にか案内を見落として、わけの分からないところに来てしまって途方に暮れます。
外が雨なら最寄りの出口から出るべきですが、そうじゃない場合はさっさと地上に出るのが吉です。
私は東京生活が長いですが
いまだに無駄にウロウロして後悔
します。
だからなるべく垂直に移動することを心掛けています。
地上の方が位置関係がつかみやすいですからね。
ラッシュアワーの混雑ときたら
これは未だに慣れません。これからも慣れることはないと思います。
ラッシュアワーで肋骨にヒビが入ったとか弁当箱が割れたとか、そんな話は枚挙にいとまがありませんからね。
そして注意しなければならない大切なこと。
自宅の最寄駅Aと会社の最寄駅Bが一本の電車で通えるとしたら、A駅で乗った側の扉がB駅でも開くかって事。
矢印が進行方向、上の赤線は進行方向右側の扉、下の緑線は進行方向左側の扉、灰色は連結部分です。
車内の混雑が極限状態だと、緑の扉から乗って赤の扉から降りるのは至難の技!
これは意外と重要なことです。
新宿とか大手町みたいにみんなが降りる駅ならいいけど、人があまり降りない駅だと、人をかき分けて逆側の扉にたどり着くのが大変です。
毎日のことだから自分が乗った側の扉が開けばラクですよね。
部屋探しの時期は終わったかも知れませんが、これからの人はぜひこのことを覚えておいて下さい。
ホームドアの設置が進んでいるぞ!
ラッシュの悲惨さは大変なものですが、その一方で着実に安全対策も進んでいます。
そのひとつがホームドアの設置。
分かりにくい写真ですがこんなふうにホームドアと電車のドアが連動して開きます。
よ~く見ると電車のドアも開いてますよね(わかりにくくてゴメンナサイ)。
今、JRも東京メトロも私鉄もホームドアの設置を急いでいます。
みんなホームの端ギリギリを歩きますからね。
しかしこれからはホームドアが順次設置されていくので安心です。
鉄道会社も安全運行・定時運行にホームドアが欠かせませんからね。
今回はわりと有益な情報をお届けできたと思います。
次回はちょっと懐かしい話しとか私の趣味に関係する話と絡めて東京案内を続けたいと思います。