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アマチュアオーケストラって素敵♪ ひでぞう流・クラシック音楽講座♪ その2
今回はアマチュアオーケストラ=アマオケについてです。ナント! 料金は無料から2,000円ほどで、一流のホールで大編成のオーケストラが聴けてしまう、それがアマオケです。
これはもう、行かない手はありません!
もくじ
無料チケットもあるのに一流ホール
なぜ良いホールなのに格安なのでしょうか?
それは都内の一流ホールと言えど、常にホールが稼働しているわけではないからです。しっかりした席料(4,000~10,000円程)を取るプロのオーケストラは19:00開演がほとんどです。なので昼間はホールが空いています。ホール側としては空けておくより安くても貸したい事情があるのです。
都内ならたくさんあるぞ
毎週末、どこかしらでほぼ必ずやっています。
…というか平日もやってますね。
夏はコンサートが少ない印象ですが、他の季節ならほぼどこかでやっています。今はオーケストラを想定して話していますが、室内楽も含めると更に多くのコンサートが開催されています。
主なホールはコチラ!
東京:
- 池袋・東京芸術劇場
- 上野・東京文化会館
- 赤坂・サントリーホール
- 渋谷・オーチャードホール
- 渋谷・NHKホール
- 初台・東京オペラシティ
- 有楽町・東京国際フォーラム
- 錦糸町・墨田トリフォニーホール
神奈川:
- 川崎・ミューザ川崎シンフォニーホール
- 横浜・横浜みなとみらいホール
…このように多くのホールで開催されています。首都圏の人はもちろん、地方の人もお探し下さい。そして足を伸ばして下さい!
音響が大切、なんせ「交響曲」だから
大編成のオーケストラが奏でるシンフォニー。日本語で交響曲と言いますが、読んで字のごとく響きが交わる曲なのです。youtubeでどんな曲かを知ってから会場で聴くと、その音響に圧倒されるはず!
私たち現代人はスピーカーで音楽を聴くことがほとんどです。しかしたまにはマイクを通さない生の音がホールに満ちる贅沢を存分に味わいたいものです。
アマオケを聴くには…
まずは先ほどのコンサートスクエアなどで情報収集しましょう。前もってチケットを買う場合もあれば当日その場で入場できる場合もあります。
時間は2時間ほどです。15分の休憩がある場合がほとんどですが、大曲だと休憩無しの場合もあるので注意しましょう。
クラシックは堅苦しく考えられがちですが、服装は自由です。ごく普通の私服で大丈夫です。みんなテキトーな服で来ているのでご安心を。
ただ気を付けたいのは「雑音を出さないこと」。携帯電話やアラーム付き時計など、不意に音が出るものに注意しましょう。
また、飴を持ってくる人が多くてウンザリします。袋を開ける音がうるさいのです。会場のあちこちからパリパリと音がするのですが、ひとりなら大したことが無くても大勢がやると結構な迷惑になります。
また、乳幼児連れも迷惑以外の何ものでもありません。
乳幼児OKなコンサートはたくさんあるのでそれに行って欲しいのが本音ですし、乳幼児連れの人自身も気兼ね無く楽しめるはずですからね。
無料ハガキが送られてくるぞ!
さて、演奏を聴き終わりました。感動した場合はアンケートにこたえましょう。匿名でOKですが次回も行きたい場合は住所・氏名等も記入して「次回の演奏会案内を希望」の項目(きっとあるはず)にチェックを入れます。すると忘れたころにハガキが到着します。
このハガキ、単なる案内の場合と値引き又は無料招待の場合があります。もっとも値引なしでも低料金なので重宝するはずです。
アマオケは低料金ゆえ玉石混交です。正直あまりよくない演奏もあります。低料金なので納得の上ですが、行くからには少しでも良い演奏を聴きたいもの。なので演奏が良かった場合は案内ハガキを希望しておくと捗ります。
ひでぞうが選ぶオススメ曲!!
クラシック初心者でも楽しめるオススメ曲はコチラ!!
- サン=サーンス作曲/交響曲第3番 オルガン付
※パイプオルガンの音色がホールを包みます。オーケストラの音色も緻密かつ絢爛豪華、最終楽章が圧巻です! - ムソルグスキー作曲/展覧会の絵(オーケストラ版)
※ムソルグスキーが友人の画家の遺作展を見て作曲。さまざまな絵画を音楽にした楽曲で元・ピアノ曲。最後はナニコレ珍百景w - ブラームス作曲/交響曲第2番
※ブラームスのなかでも小振りで聴きやすい曲です。最後は明るく終わります。 - ドボルザーク作曲/交響曲第9番 新世界より
※定番中の定番と言える名曲です。どの楽章も聴きやすい。 - ベートーヴェン作曲/交響曲第3番 英雄
※ベートーヴェンのなかでも明るくて力強い曲です。
最初のジャン!ジャン!で心掴まれること間違いなし!
これらはアマオケで頻繁に演奏される曲です。
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まとめ
低料金又は無料で楽しめるアマチュアオーケストラのご案内、いかがでした?
さっそく行きたくなった人は次の土日に行きましょう。
クラシックは堅苦しいものでもなければ教養として聴くものでもありません。好きになれば一生のお付き合いができる素敵な音楽です。
現在ではクラシックの敷居が低くなっています。みなさんもクラシックの魅力に触れ、そして取り憑かれて下さい!