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ひでぞうの瀬戸内礼賛・その2 犬島精錬所美術館

前回、ひでぞうの瀬戸内礼賛・その1 犬島(岡山県岡山市)で犬島のお話しをしましたが、今回は犬島精錬所美術館の紹介です。

美術館と言っても絵画や彫刻の展示はありません。
犬島にかつて存在した銅の精錬所の遺構を巧みに使った建物と、瀬戸内の風景を絶妙なバランスで織り込んでいて、素敵な空間を形成しているまたとない美術館なのです。

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自然美と人工美の調和が素晴らしい!

犬島の港は島の北側の1か所ですが、そこからすぐのチケットセンターで犬島精錬所美術館と犬島「家プロジェクト」の鑑賞が出来るチケットを購入します。@2,060円です。
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精錬所美術館は島の東側にあります。精錬所の遺構の煙突が目印です。
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自然との調和を保ったかたちで整備されていて、最高に気持ちがいい場所です。
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この鉄扉から入場します。
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全景はこんな感じ。
遺構と現代建築の巧みな組み合わせ…、素晴らしいバランス感覚です。
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いよいよ「美術館」構内へ

この煙突が一番の見どころですが…、
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精錬所の焦げ茶色のレンガの遺構もなかなかです。2015-08-setouchi-inujima-3579

地面にもレンガが敷き詰められています。
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百年近くの風雨に耐えたレンガ。重厚ですが味があります。
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かつて島内には精錬所で働く人が数千人もいたそうです。
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今はレンガ、石、海、そして島しかありません。
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盛者必衰といいますが、自然は永遠です。
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涙が出そうです。
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ただただ素晴らしい…。
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そして美術館・館内へ

迷路のような精錬所遺構ですが、ところどころに案内があるので迷いません。
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まるでピラミッドのような入口です。
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ここからは撮影禁止です。
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館内には鏡を使った大規模なトリックアートや三島由紀夫に関するアート展示があり、ガイドさんに案内されて進みます。

ひと通り観終わるとカフェがありますが、本日は休業でした。ここのたこ飯が美味しいんだけど、残念。
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このスペースもカフェの一部です。ここから再び外に出ます。
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このスペースでひと休み。
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まるで天空の城ラピュタ

ここからは遺構に加え、建築も楽しむことになります。古い遺構と新しい建築が違和感なく調和していて素晴らしい。
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手前の整備された芝生と高台の遺構…。
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こんな景色は他にありません。
この場所は私のお気に入り中のお気に入り、夢のひとときです。
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朽ち果てた煙突…。
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手前のレンガと奥の煙突に蔦が絡まっています。
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こちらは発電所跡です。
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海・島・石、永遠の時の流れ…

かつて人々が造り上げた巨大な精錬所も、銅価格の大暴落によって僅か10年で操業を終えました。

そして今はその遺構が残るのみですが…、
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人間の生活・経済・需要・欲得とは何の関係もなく、これからも存在し続けます。
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人間にとって永遠とも言える年月をかけ、少しずつ朽ちながら…、
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人間の喜怒哀楽とは別に存在し続けます。
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ここ犬島は世界でもっとも素晴らしい場所のひとつではないか。来るたびにその想いを強めます。

ひでぞうのまとめ

犬島をはじめ、直島など様々な島でアートの展示がありますが、ここ犬島精錬所美術館はそのなかでも群を抜いています。

奇をてらわず最高の形で産業遺構と現代建築と融合し、建物自体をひとつの作品に仕上げていることに感謝の念すら湧いてくるのです。

…というのもこの犬島、美術館ができる前の荒れ地の頃から訪れていたのです。その素晴らしい遺構の良さを生かし切っているのが嬉しい限りなのです。

犬島精錬所美術館/ベネッセアートサイト

犬島へのアクセス:
〒704-8152
岡山市東区宝伝3812(宝伝港の定期船あけぼの丸)
宝伝港から定期船で約8分。
定期船のお問い合わせ:あけぼの丸 TEL:086-947-0912

 

 

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