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別府・鉄輪(かんなわ)温泉 謎装置「湯雨竹」があるひょうたん温泉!
別府・鉄輪(かんなわ)温泉にあるひょうたん温泉に行ってきました。
戦前、ひょうたんの形をした建物でしたが、爆撃標的になるので取り壊しになった歴史を持つ温泉です。
今の建物はひょうたんの形ではありませんが、中のお庭がくつろげて地獄蒸しもあっていい温泉でした。
昭和初期のひょうたん温泉
当時、7階建は珍しかったはずです。ましてこんなに目立つ形であれば爆撃の標的になるというのもうなずけます。
謎の装置・湯雨竹
この温泉でもう一つ面白いものがあります。それは湯雨竹(ゆめたけ)という装置です。
この蓑笠(みのかさ)のような装置が湯雨竹です。
ここ鉄輪温泉は源泉の温度が98度と高温です。そのままでは熱すぎて入れません。
そこで、この湯雨竹で温泉を自然冷却するというわけです。
ひょうたん温泉が開発したとのことですが、面白い装置ですよね。
この装置によって、水で割らずに温泉の天然成分そのままのお湯を提供できることと、冷ます時間を大幅に短縮できたことで長時間営業が可能になったとのことです。
思わぬところで人間の叡智に出会ったという感じです。
なお、足湯にもミニ湯雨竹が設置されていました。風情があっていいですね!
館内には中庭があっていい雰囲気
外もそうですが、ふんだんに緑があしらわれていて、居心地が良い雰囲気です。
もちろん温泉も最高!
温泉は内湯と露天風呂があります。
内湯はひょうたんの形をした湯船や瀧湯と呼ばれる打たせ湯、檜風呂、岩風呂があります。
露天風呂は広々して緑の植栽がいい感じでした。
まとめ
ちょっと変わったひょうたん温泉、いかがでしたか?
戦前は建物がひょうたんの形をしていたこと、湯雨竹の存在、そして館内施設や温泉も最高のひょうたん温泉、鉄輪温泉に行った際に立ち寄ると良いと思います。