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会社の「裏文脈」を見極めろw 仕事なんてそれからだッ!

今回は会社に付きものの無意味な会議や社蓄の立ち回りかたについてです。ある程度うまく立ち回って、アホらしくなったらさっさと降りましょう。

ただ「会社の裏側ってこんな文脈なんですよ」ってことは誰もが知っておくべきです。「そうか、この理不尽はそういうことだったのか!」と分かるのですから。

では今後の仕事に活かすべく「裏文脈」をお話しします(-_-)

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無駄な会議、…でも、それでも意味があるッ!

毎度毎度、毎週、毎月アナタの会社では無駄な会議が開かれます。「そんなのメールの一斉送信でいいじゃん」「社内ネット上げとけばいいじゃん」しかし無駄な会議は決して無くなりません。

これ以外にも恐怖政治のお陰で誰も発言しなくて「会議する意味無いよね?」って会議もたくさんあります。

議長はみんなが積極的に発言しないことにいら立ちを隠せませんが、自身の威圧感言論弾圧的態度が原因とは露ほども思いません。

こうして葬式のような会議が続きます。

しかしその議長、いら立ちながらもその会議をやめるとは言いません。それは上役に対する「毎回会議やってますよアピール」になるからです。

やってますよアピールの効果

会議にはみんなで打ち合わせして物ごとを決める以上の効果があります。気に入らない相手を吊し上げたり風紀粛正を図ったり。また、各種のアリバイ作りにも最適です。

そして最大の効果であり隠れたる真の動機、それは上役に対する「会議をして部門内の報告・連絡・相談と結束を強めてますよアピール」ができることです。しかし報告・連絡・相談はメールや社内ネットでやればいいし、なにも大勢でやる必要はありません。

だけど「週一回、月一回やってまっせ~」ってポーズが大切で、上役も「うむ、ようやっとるな」となるのです。

ITより人間、…著しく間違った人間至上主義w

日本の会社員はメールやネットを使うより、わざわざ時間と労力をかけ、効率を犠牲にしてでも「会って話す」のが好きです。

もちろん電話やメールでまとまらないことはありますし、面談一発であっさりまとまる場合もあります。だから面談を否定しませんが今は便利な時代です。積極的にITを活用すべきです。

だけど一部上場企業でも営業職は未だに「顧客とたくさん会ってこい」って文化ですからね。

それは単純な精神論・根性論の場合もありますが「我が営業部隊はこんなに頑張ってますよアピール」の場合もあるのです。

つまりは全てがポーズです

「そんなの当たり前じゃん!」…瞬時にそう言い切った人は社蓄としての完成期を迎えています。その濁った目で社内力学を卑しく見極めながら、どんどん上に行きましょう。

「えっ、そうなんだ!」…いま初めて気付いた人がいいアナタは社畜道を極めるも良し、うまく立ち回ってアホらしくなった時点で会社を辞めるも良しです。

そして上もそれを望む

さらに言えば無意味な会議や各種ポーズを上役に見せることで、その人自身の保身はもちろん、上役自身も「なんか仕事やった気になる」という効果があります。上役は部下から「会議でこんなことやりました」と報告を受け、うんうんと聞いて、更にそれをもっと上に伝える。

本当のトップは会社の将来や利益をシビアに追求しますが、中間管理職はそんなものです。

さて、なかなか無くならない無駄な会議や無駄な仕事…、これを減らすには問題意識と勇気が必要です。すでに問題意識が無くなっている人たちは「何かを減らす」ことに思い至りません。だから「この会議を無くしたい」と部下に言われても決断できません。

もしその会議を無くして何か問題が起こったら…、こう考えると「波風立てずに現状維持」が最も正しい答えになるからです。

会議をしても問題は起こるでしょう。だけど前例に倣っている限り責任追及されるリスクは小さいのです。

このように会社によって・人によっては仕事の半分以上が各種のポーズになっている場合さえあります。

ではどうするか!?

「その現状に絶望してお前もそうなれ」ではありません。自分が属している組織や上役がどの程度「ポーズ」に労力を費やし、神経を尖らせているかをまずは見極めるべきです。その上で、ある程度はそれに付き合いましょう。

なんせ自分という「個人」よりも「組織」のほうが大きいし、自分という「部下」よりも「上司」のほうが圧倒的にチカラがあるのです。そして彼らは「ポーズ」に労力を費やしているのです。それを無碍にすると敵だらけになります。

なので如才無く立ち回りましょう。そうすることで少しずつやりたい仕事が出来るようになります。もっとも「アホらしくてやってられっか!」という正常な感覚の持ち主はさっさと降りましょう。

いずれにせよ、こういう裏文脈の存在をまずは理解することと、自分の属する組織がどの程度、裏文脈に毒されているかを見極めることです。

やみくもに動かず敵の習性をよく観て、戦略を立ててから行動を起こすべきです。

ひでぞうのまとめ

今回は手厳しく日本企業の問題点を指摘しました。

相手の顔色をうかがって無難な行動をとり続けることで組織の風通しは悪くなり、空気は淀んでくるのです。

そん中にいるマトモな感性を持ったアナタはきっと苦みますが、ある程度、彼らの裏文脈に従って如才無く立ち回り、自分のやりたい仕事をすべきです。

ただ、こういう環境にいると自分自身も腐ってくるので、なるべく早めに足を洗うことも考えておきましょう。

幸い私が属する組織は働きやすいですが、友人の話を聞くと酷い組織もあるようなので記事にしました。

実際、それがイヤで辞めて独立して心穏やかに暮らす友人もいるので、アホらしくなった時点で決断することが大切です!

 

 

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