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文章の一人称や文体「てにをは」はどうするの問題 その2
さて、ひでぞう流・文章講座・第1回目では自意識についてどうするかについて考えてみました。
今回は「文章って難しいですね」って愚痴お話しや「ユーザビリティー」の観点、そして文章を書くときに欠かせない「推敲」なんかについても考えてみます!
漢字を「開く」か否か問題
- 漢字を開いてない→「○○は仕方無いですね」
- 漢字を開いている→「○○はしかたないですね」
要はこういうこと。
これもホント難しい。はたしてどちらが良いのか?
私は本来ほとんど漢字を開かない派。だけど書いたものを読みなおすと文章が堅くて読みにくい。だから最近は意識的に開くようにしています。
でも文章の神様の意地悪で、意図せず文章がひらがなだらけになることがある。どこまでいってもひらがなしか出てこない。言い回しを変えても…、
やっぱりひらがなだらけ
になってしまう。
そんなときは「~すること」を「~する事」にしたり、「~といったところ」を「~といった所」にし、見た目として読みやすい文章になるよう、心がけてます。
- こういうことはよくあることだけど → 見づらいです。
- こういうことはよくある事だけど → バランス良いかも?
- こういう事はよくある事だけど → 「事」がダブってます!
- こう言う事はよく有る事だけど → 漢字多すぎ。
- こう言う事はよく有る事だけれど → 太宰治さんですかw
まったく、どれが正解なんだか。
更に言えば国語学的正解とユーザビリティ的正解(サイト閲覧者が読みやすいかどうか)がある。国語学的正解も気になるけど、サイト運営では歯切れよく見やすい文章を書きたいところ。
句読点はどの程度ちりばめるのが適切か?
これも難しい。謎である。
あまり「、」で区切りすぎると、かえって読みづらい。かといって区切らないと「一体どこまで文章が続くのか」と不快になる。
だから文章が長くなった場合「。」で一旦終わらせる。
最近これが正解な気がしてきた。さっさと「。」で終わらせて、その続きは「だけど」、「そして」などで続ける(接続詞なしでもよい)。
- 文章をだらだら長くせずに「。」で一旦終わらせると意外に読みやすい。
- 文章をだらだら長くせずに「。」で一旦終わらせる。すると意外に読みやすい。
- 文章をだらだら長くしない。「。」で一旦終わらせる。すると意外に読みやすい。
…1.より、2.や3.のほうが読みやすい気がする。
いかがだろうか?
推敲はどれぐらい必要か?
自分の場合、色々書きまくって何度も読み直し何度も書き直す。
推敲に次ぐ推敲。これしかない。
また、一晩寝かせると、書いてる最中に見えなかった文章の粗がよく見える。だから時間も必要だ。
最近センセーショナルに発表されたカレー作りとは違うのである。
とにかくサイト閲覧者がよどみなくシームレスに読めるようにしたいものだ。だから何度も自分の文章を読み返して自分のクセを知るしかない。
上にもそれっぽいことを書いたけど自分の場合、ひとつの文章が長い。
そしてクドい
記事自体が長いのはいい。そうじゃなくてひとつの文章が「。」で終わるまでが長くなる傾向にあるのだ。だからひたすら削る! 「この言い回しは残したいな」と思っても涙を飲んで削ります。
それでも文章が長くてクドくなる模様
改行と空行はどうすればいいの?
そもそもどこで改行すべきか?
空行はどう使えばいいのか?
これも明確な正解はない(←こんなんばっかでホント申し訳ない)。
ただ、読者に文意の変わり目を提示する機能があるから改行や空行はとっても重要!
- 見やすいかどうか?
- 1ブロックの文章ごとに、適切に文脈が推移しているか?
…このふたつが重要だと思う。
まとめ
- 漢字はじゃんじゃん開くべし!
- でも適度に「事」とかを漢字にすると捗るぞ!
- 国語学的正解よりユーザビリティー正解を目指せ!
- 「、」で区切って長文になるより「。」でさっさと終わらせろ!
- 推敲しまくろう!更に一晩寝かせると捗るぞ!
- 内容も重要だけど見た目と読みやすさも同じぐらい重要だぞ!
- 以上、こんなサイトでも
苦労してますアピールでした。