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金沢・兼六園はこんなにも見どころ満載だぞ! その2
兼六園、第2回目です。前回は兼六園の六には意味があるぞってお話しでした。今回はお勧めの季節なんかもお話しします。
加賀百万石だけど、わびさびもあるよ
金箔や加賀友禅で有名な加賀百万石
前田家のお膝元・加賀百万石の金沢。
絢爛豪華な文化が育った街だから、兼六園にもそんなイメージがある人も多いかもしれません。
しかし意外にも、至るところにわびさび(侘び寂び)があって落ち着くのです。
地味だけど大切な苔
苔(こけ)も密度が高くてじゅうたんみたいなものから、まばらに生えているもの、色も深緑のものから赤みがかかったものまで、さまざまな種類があって楽しめます。
苔が生えるところは鬱蒼(うっそう)として暗いのですが、そこを抜けると宏大な見晴らしがある…、この矛盾した要素を上手く取り入れているのが兼六園の魅力です。
お茶屋で休憩がオツなもの
兼六園は昔からのキャッチフレーズ?のとおり「宏大」ですから歩き疲れるので、園内に数カ所ある東屋(あずまや)でお茶をすると良いでしょう。
こういう風情ある東屋、外から見るだけではモッタイナイ。
このなかでまったりするのもなかなかオツなものなのです。
金沢グルメとしては加賀あんころ餅や加賀の代表的な郷土料理「じぶ煮」なんかがオススメです。
ちょっと待って! 5月上旬が最高の季節
北陸新幹線開業で次の週末にでも行きたいとウズウズしている人が多いと思いますが、ちょっと待って下さい。
私が1年のなかでもっともオススメする季節、それは5月上旬です。
木がたくさん生えている(←もうちょっと何とかならんかったのか、この言いかた)庭園です。
ということは残念ながら3月の今現在は枯れ木だらけ。
ここはあせる気持ちを落ち着かせグッと5月上旬まで待って下さい。
この季節には枯れ木が新しい芽を息吹かせるのはもちろん、ツツジやショウブの花が咲き乱れます。
兼六園の魅力が余すことなく発揮されるのはこの季節だと断言します。
もちろん秋や冬もまた違った魅力がありますが、それはむしろ大自然の山奥でどうぞって感じです。
兼六園は良い意味で人工的に造られた庭園です。
草木の1本1本が見事に計算され尽くされた配置の妙を見るには5月上旬が最高なので、もう少し待ってから魅力をご堪能下さい。
ちなみに夏はどの草木も
緑緑緑な感じで
あんまり好きじゃないかも。ベタッとして色彩感がないんですよね。
私は夏が好きですが、真夏は人工的な庭園じゃなく
海とか渓流とか大自然のただ中にいたい
ものですね。
まとめ
- 兼六園の六には6つの魅力が盛り込まれているぞ!
- 加賀百万石の「みやび」とは少し違った魅力があるぞ!
- 四季折々魅力はあるけど、その中でもオススメは5月上旬だぞ!
- 私の主観100%のレビューだけど、参考になれば嬉しいぞ!