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別府 鉄輪(かんなわ)温泉 湯けむり情緒 ぶらぶら散策
前回の地獄蒸しが終わり、別府は鉄輪(かんなわ)温泉の街をぶらぶら散策しました。
なぜ湯けむりが立ち込めているのか?
冒頭の写真のように、別府・鉄輪温泉ではそこかしこから湯けむりが立ち込めています。しかし他の温泉街ではあまり見かけない風景ですよね。
気になったので温泉で働く人に聞いてみました。
曰く「この地域の温泉は温度が高い=蒸気圧が強いので、蒸気を逃がさないと蒸気圧でバルブなどが故障するから」とのことでした。
鉄輪温泉の源泉は98度です。実利的な理由で蒸気を逃していますが、情緒がありますよね。
温泉街は坂と石畳に限る!
温泉街に求めるもの、それはいい湯といい宿ですが、それと同じくらい重要なものは情緒ではないでしょうか。
ここ、鉄輪温泉は坂に石畳が敷かれていて情緒溢れる温泉街になっています。
平地だと温泉街のすぐ隣に大型スーパーやオフィスビルがあってがっかりですが、坂の街はそんな施設が進出しづらいので温泉街独自の情緒が保たれる傾向にあります。
私がこよなく愛する伊香保温泉がその好例です。
湯けむりというか、これは地獄の様相w
なお、危険なのは柵のなかの蒸気だけではありません。
画像右下の排水口からも蒸気が出ています。柵のなかの蒸気と比べると弱い感じがしますが…、
激熱です!
くれぐれもご用心を!
街中蒸気だらけ!
本当にもう、街中至るところが蒸気だらけでビックリします。
こんな風景、そうありません。
ぶらぶら歩いていると当たり前のように蒸し釜があって驚きます。
旅館はもちろん個人で蒸し釜を所有するお宅もあるのでしょうか?
温泉は浸かるだけじゃない、色んな有効利用の仕方があるんですね!
まとめ
別府・鉄輪温泉は「坂」「石畳」そして「湯けむり」が独特の温泉情緒を醸し出しています。
この三拍子が揃った温泉街はそうあるものではありません。
更に「地獄めぐり」まであって、お湯良し、食良し、観光良しの温泉、それが別府・鉄輪温泉です。是非一度どうぞ!