横浜・山手西洋館　花と器のハーモニー2015　その1

先日、横浜山手西洋館の花と器のハーモニー2015に行ってきました。

7カ国のフローリストが山手西洋館7館を、花と器で美しく飾ります。
横浜山手西洋館　花と器のハーモニー2015

横浜・山手地区に点在する西洋館内というだけでわくわくしますが、さらに花と器でおもてなしされて入場無料なのです。

ではその様子をお伝えします。

石川町駅から歩いてみる

会場は横浜の山手地区に点在しています。最寄り駅は2か所で、ひとつはみなとみらい線・元町・中華街駅、もうひとつはJR京浜東北線・石川町駅です。

今回は石川町駅からスタートですが、駅ホームから西洋館が見えます。

元町口(南口)の改札を出て…、

駅を出てすぐ右に向き、高速の高架を左上に見ながら歩いて…、

コンビニの角を右に曲がります。

緩やかな勾配とカーブを描く坂…、横浜ですね。

なんて余裕が無くなるくらいきつい坂に。

と思ったら意外とあっさり着きました。

「ブラフ18番館」と「外交官の家」、セットでどうぞ！

…ようやく前置きが終わり、これから西洋館訪問です。
この「山手イタリア山庭園」には2軒あり、それが「ブラフ18番館」と「外交官の家」です。

正直、ここに来るまであまり期待してませんでしたが「ああ、来て良かった」と。この感じ、わくわくします。

横浜の街が一望できます。マリンタワーとベイブリッジ、わかりますかね！？

そしてこれがブラフ18番館！

古き良き時代の館内

さまざまな趣向を凝らした「花」と「器」が飾られています。

こういう様式美がまたなんとも。

古き良き時代の室内灯が落ち着きます。

途中、段差があってつまづきそうになりましたので、ご注意を！

アンティークな家具もなかなか。

こういう部屋で談笑してみたいものです。

廊下にもちょっとした展示がありました。

西洋館というだけで嬉しくなるひでぞうですが、更にいろんな展示があって飽きないのが良かったです。

「外交官の家」でランチ！

次は少し離れたところにある「外交官の家」です。石川町駅から見えたのはこの屋根です！

整然とした西洋庭園の奥に館が見えますが、玄関はこの真裏にあります。

さて、この館に隣接する建物の「ブラフガーデンカフェ」でランチをしました。

オーダーしたのはプレートブランチ＠1,200円。

具材がゴロゴロ入ったビーフシチューとサラダ、ホットティー、そしてパンは温かくて嬉しかったです。

店内は開放的で気持ちの良い空間でした。

「外交官の家」の展示はかなりイイ！

どうです、この雰囲気！

部屋の中なのに鬱蒼(うっそう)とした感じが良いですね。

そして極めつけはこれです。

よく眠れるんだか眠れないんだかw

こういうサプライズ的な展示が良かったです。
もちろん飾り付けも素晴らしいです。

港の見える丘公園を目指して

…ということで、「ブラフ18番館」と「外交官の家」を後にします。
山手本通りに出て「ベーリック・ホール」などに向かいます。
山手本通りに沿って1本道です。バスは本数が少ないので歩くことにしました。

こんな感じの道をずっと歩きます。およそ15分でベーリック・ホールです。

途中、道の両脇には豪邸がたくさん並んでいました。協会もあります。

この通りは山の尾根のようになっています。なのでこの道路の両側の住人は家から横浜の街が見渡せます。なんと贅沢な！

ちなみにアップダウンがあまり無いので歩きやすかったです。

「ベーリック・ホール」…謎のモフモフ

ようやくベーリック・ホールに着きました。

建物の脇に一輪のバラ、真赤なバラが咲いていました。

窓辺のバラ、なかなか絵になりますね。

ホールと言うだけあって外観はこんなに大きいのです。

この謎のモフモフが気になって…、

気になって…、

気になってしかたなかったですw

さて、肝心の館内はというと…、

このように広々としています。ピアノがあって談笑できるスペースがあって…、サロンとはこういう場所を言うのでしょうか。

そして肝心の展示ですが…、

シンプルで控えめです。

アートアートしておらず、そっと花を添える感じですね。

重厚な机にタイプライター、そして地球儀…、往時が偲ばれます。

まとめ

さて、今回はここまでです。
JR京浜東北線・石川町駅から歩いて「ブラフ18番館」「外交官の家」そして「ベーリック・ホール」と見てきましたが、いかがでした？

次回はそのすぐお隣の「エリスマン邸」からのご紹介ですが、のっけからとんでもないものに遭遇することになるのです！