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「目的」と「今、自分がいる位置」

とあるパーティーに出席したときの話。

お偉いさんのスピーチの後に来賓(これまたお偉いさん)のスピーチ、そしてようやく乾杯の音頭になった。

退屈なスピーチを延々と聞かされたので、ようやく乾杯にうつる事になって私も周りもホッとしている様子がありありと伺える。
「では、乾杯の音頭は長田さん(仮名)にお願いします」 司会に促された長田さん、颯爽と登壇。

だけどいきなり乾杯するわけではなく、その前に多少のスピーチをするのが世の常。
そんな世の常は無い方が良いいに決まってるから、会場の誰もが「手短に」と祈る中、その想い虚しく「手短に」と始まったスピーチは延々と続き、乾杯の為に登壇したのかスピーチの為に登壇したのか、もはや当の長田さんにすらわからない始末。
手に持つビールの泡は消え、誰もがうんざりした頃にようやく終了。

…パーティーではほぼ必ずこういう目に遭うけど、話している本人は至って真面目で一生懸命だから世の中うまく行かない。

兎にも角にも、スピーチに限らず「目的を見失う」って事は日常でも珍しい事じゃない。 だからこそ人は色々な場面で目的を見失い、その結果失敗してしまう。

そうならない為には「目的」と「今、自分がいる位置」を客観的に把握する努力が必要なんだけど、悲しいかな大概の人はいつの間にか「過程そのもの」に夢中になって「目的」と「今、自分がいる位置」がわからなくなってしまうんだよね。

過程に夢中になること自体は悪い事じゃない。良い事でさえある。

だけどその一方で「目的」と「今、自分がいる位置」を常に頭に置いておかないと、件の長田さんみたいにとんでもない事になってしまうからね。

こんな心の動きを理解して自覚的であれば色んな事が少しずつ軌道修正出来るんじゃないかな。

 

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