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東京・日本橋散策 古き良き時代と近代の融合が見事だったよ!
先日、東京・日本橋に行ってきました。年齢的にも性格的にも縁遠い街でしたが散策してみると意外に楽しめました。
ではさっそく紹介します。
もくじ
日本橋三越・新館と本館…
日本橋といえば三越や高島屋!老舗高級デパートです。日本橋・三越は本館と新館がありますが、今回は本館をのぞきました。
こちらが新館。近代的ですね。
入り口に巨大な暖簾(のれん)とライオン2頭が鎮座ましましている建物なんてそうありません。このすご~く不思議な組合せ、しかし建物の重厚感で違和感がありません。
また、こちらの入り口はまるでホテルのエントランスのような感じです。
さっそく本館に入ってみると…
外も重厚なら店内も重厚。至るところが贅沢な造りです。これ見て下さい、エレベーターの装飾が凄い!
エスカレーターの手すりのフチが真鍮なテイスト、壁は基本的に大理石、床も懐かしい感じですね。
今の建物はロール状になった床材を貼り付けただけですが当時はこういう本物の木の床材でした。時代的な理由でこういった建築部材は変わりますが往時が偲べて良いですね。
館内の巨大オブジェに唖然…!
…んじゃこりゃあー!
スゴイ!スゴすぎます!
初めて36pのフォントを使うぐらいスゴすぎです!
※いつものデカイ字は24pです。
実は今回初めて知ったわけではありません。以前なにかの用事で日本橋・三越を訪れたときに知ったのですが、そのときは上記のような感想(というか感嘆!感激!)でした。
こんなスゴイものが東京のど真ん中に、しかし知る人ぞ知る状態でひっそりとある!こんなの誰も教えてくれませんし東京ウオーカーとかにも載ってなさそうです。
とにかく初めて見たときは「なんで誰もこの存在について教えてくれなかったのか?」という疑問で頭がいっぱいでした。
それぐらい素晴らしい!
そしてそこに10mとも11mとも言われる巨大オブジェ!オブジェというより芸術作品ですね。検索したらいろいろ出てきましたが…、
今までずっと…、
陶器だと思っていましたorz
これをいっぺんに焼ける窯なんて無いからつなぎ合わせていると思ってましたが…、
実は木彫でしたw
しかし50年以上の歳月にも関わらず色あせなどが見当たりません。見事な保存状態です。
そしてこれは天女像なんですね。この芸術作品自体の大きさに比べて天女様が小さすぎます。うっかりすると見落としてしまいます。
この写真は確か3階の吹き抜けから撮っていますが下から見上げるだけではなく3階、4階からも見ると良いですよ。
そして日本橋の街へ…
三越を出て日本橋の街を歩いてみます。もう葉桜ですが三越の建物とマッチして良い感じです。
COREDO室町1・2・3のビルです。
丸ビルもそうですが建物の下部は旧来の様式で、上部は近代的なガラス張りになっている建築様式、良いですね。
都市は常に進化しています。古いものを完全に残すわけにはいきません。しかしこの方式なら機能と文化の両取りが可能!素晴らしいじゃないですか!これからもこういう様式のビルが増えることを切に願います。
路地裏や石畳…、どれもイイ!
暖簾推しの街w
東京都は非公式で熊手推しwだと前回の記事でご紹介しましたが、東京・日本橋は暖簾推しのようです。
小一時間、歩いただけでも暖簾をかけてる店が3軒もありました。
探し回ればもっとあると思います。
東京随一?のガッカリ名所
ということでガッカリ名所、東京は日本橋が1位じゃないでしょうか?
かの扇千景大臣も…、
2001年 国土交通省 扇千景大臣(当時)
「日本橋は首都・東京の顔であり、国として取り組むべき課題である」
「首都高の高架に覆われた日本橋の景観を一新する」
…このように発言しています。
首都高が日本橋と誤解されるかも
それ、単なる首都高です。この下にあるのが日本橋です。
「間違う人なんていないよ」って言う人もいると思いますが…、
- そもそも看板が付いている場所がそれを示すものというもの。
- 首都高だって「橋」と言えなくもない。
- 外国人観光客は日本の歴史を知らないのが前提。
- 日本橋が目立たなすぎる。
…これらの条件が組み合わされば誤解が無いとは言えません。
しかし大臣や総理大臣がこの問題を何とかしなきゃと取り組んできたのに未だ解決していないことを見ると、やっぱり一朝一夕には難しいんでしょうね。でも首都高が被っていない日本橋を見たいものですね。
まとめ
- 日本橋・三越の天女様は必見だぞ!!
- 古き良き時代と近代の融合が見事だぞ!
- 下町風情も楽しめるぞ!
- 暖簾推しの街だぞ!
- ただし「日本橋」はいただけないぞ!