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自然の息吹きを見逃すな!まだ間に合う、新緑観察ガイド♪
私は新緑の季節が大好きです。一番好きな季節は夏、それも真夏です。しかし耐え忍んだ冬の先にある春は感慨ひとしおです。
さて、そんな素晴らしい季節ですが新緑の芽生えは一瞬のできごと!気がついたら辺り一面が新緑になっていた、そんなことではもったいない!
そもそもそんな事を意識していない人がほとんどでしょうけど、今年は新緑の芽生えを観察してみませんか?
私は数年前から新緑の季節、その芽生えの瞬間を観察する楽しみを覚えました。この季節は本当にワクワクします!
もくじ
1億3千万人が見守る桜の開花…
桜ってきれいですよね。
日本人は桜に対する思い入れが強くて、桜が咲いている約10日間は誰もが浮き足立ち、しんみりし、最終的に人生について深く考えてしまいます。
桜の開花は国民的関心事です。この季節になると天気予報をはじめ、職場で、学校で、近隣で、桜に関するさまざまな情報交換が行われます。
雪もそうですね。
雪が降るといまだに嬉しいですが、地域によっては年1回見れるかどうかです。
桜と雪、この2つは日本人にとって重要な季節のイベントです。
なぜ新緑の息吹きを見逃すのか!?
理由その1:桜にはかないません!
「新緑の息吹き前線」とか、天気予報でやりませんからね!
桜前線や大雪情報は大々的に報じられますが「新緑の息吹き前線」なんて聞いたことがありません。
また、桜の開花と同じか少し後ぐらいに新緑の季節になりますから、関心が向きにくいんだと思います。つまりタイミングが悪いのです。
更に言えば「葉桜(はざくら)」になるとガッカリしますからね。
葉桜=新緑で、みんなを失望させるもののひとつでさえあるのかも知れません。
そして桜の終わりは祭りの終わりです。
明日からシャキッとしなきゃと気持ちが切り替わる、あるいは無理にでも気持ちを切り替えようとします。そんなときに新緑の息吹きを感じて喜んでいる人は圧倒的に少数派です。気が付くと、いつの間にか枯れ木から新緑が芽生えてる…。そこにある感情は祭りが終わった寂しさと今年も1年が始まるという覚悟だけです。
理由その2:忙しさにもかないません!
朝は眠いし、今日これからの忙しさを考えるとそれどころじゃない。
日中はオフィスで仕事に追われて外に出ない。
ヘタしたらランチも地下の社食かビル内の食堂でササッと済ませて終わりです。
帰宅するときは疲れてクタクタだし…、
真っ暗で何も見えない
そう、現代人は多忙なのです。
自然観察してるヒマなどないのです。
理由その3:そもそも論として…
…関心がない!
かく言う私も若かりし頃は何の関心もありませんでした。ただ、少しずつ自然が好きになって関心が出てきました。
それでも最初は気が付くと枯れ木から新緑になっててガッカリしたものです。新緑が芽吹く瞬間を見逃してしまったと。
そんなことを何年も繰り返して、最近は注意深く観察するようになりました。
桜の開花は1億3千万人が見守るのに新緑の息吹きはほとんど誰も関心を示さない。みんな嫌いじゃないと思いますが、街路樹が緑に染まってから「新緑の季節だな」って気が付く感じ。
これはもったいない。新緑は明確に季節が変わった感じがするし、彩りも鮮やかですから!
木々によって芽吹きの時期が違うぞ
…ま、当たり前な話ですけどね。
今日、有楽町の辺りをうろうろ取材してきたのですが、温かいせいか柳はかなり芽吹いてました。
さまざまな木々があって、芽吹きはじめの木、まだなにも芽が出ていない木がありました。
しかしそれらの木々がケヤキなのかカエデなのか…。
私には…、
柳しかわかりませんでした
でも、木々の種類が分かるようになると楽しいんだろうなぁ。
新緑の季節、その魅力
兼六園の紹介でも書きましたが、真夏の草木は…、
緑緑緑な感じで
いただけない!
今の季節の良いところ、それは…、
黄緑、緑、山吹色、深緑
…と、さまざまな色彩が楽しめるということ!
同じ緑でもこれだけの色数があるのです。
それも枯れ木から新緑が芽吹くことで生命の力強さを感じることまでできるのです。
お得感ありありです!
のまとめ
あ、気付いたら草木が生い茂ってたw
新緑の芽生えの瞬間を見逃して…、
文字通り草www
…なんて事にならないように今年こそは気をつけましょう!
地域にもよりますが、まだ間に合います!
GOOD LUCK!!