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「情報怠惰」とどう付き合うか!?更なる面倒を回避しよう!
つい先日、ビジネス書の効用についてお話ししました。そこでは「急がば回れ」だとか「人生が面倒にならないためにはある程度の労力が必要だ」と書きました。しかし私自身、それがおろそかになることもあるんですよねorz
今回はそんな反省と失敗事例を詳細に検証し、お話しします。
もくじ
これ、メッチャ便利じゃん!…そしたら今まではorz
このサイトの記事は毎回、太字にしたり文字色を変えています。その編集をする前に、ガーーーっと「メモ帳」で下書きして、ある程度書けたらサイト編集ソフト「WordPress」の新規投稿欄にコピペ→そこから太字にしたり文字色を変える装飾を施しています。
で、きのうぐらいに「ctrl + B」のショートカットが有効かな?と思ってやってみたんです。そしたら…、
太字になるじゃない\(^o^)/
ま、メデタシメデタシな話なんです。このショートカットを覚えたおかげでどれだけラクになったことか!もうね、段違いのスピードになりました。
しかし同時に「この数ヶ月、どれだけ太字にするボタンを往復したことか!」という過失も追求されるわけです、もうひとりの自分に。
なお、ビジネス書・自己啓発書はガンガン読んどけ! 多読のススメで検証したところ、この記事だけで…、
77個の太字、すなわち77往復ッ!
他の記事だと100個近くの太文字があるかも知れません。
…ということでブツは挙がりました。
- 薄々、気付いてたのに、なぜすぐにやらぬ!?
- これまでの労力(全77往復)をどうしてくれるのか!
- さんざん偉そうなこと言っといて!(傍聴席からの怒号)
ま、こんなことが争われるわけです!
これ、どう考えても…、
全面敗訴の悪寒
他にもいろいろありますぜw orz
画像をアップするとき、JPGのファイル名をせっせと変換していますが、全部手動でやってたんですよね。
最初は「ま、いいや」くらいでやってました。貼り付ける画像もそんなに無かったし。でもどんどん画像を貼るようになってそれでも手動でファイル名を変えていました。
コピペは使いますが、頭の隅には「ファイル名を一括変換できるソフトって絶対あるよな、無いわけがない」と感じていました。でも面倒臭いので後回しになっていた。そうやって長い間、更に面倒なやり方である手動でファイル名の変換をしていたのです。
なお、当然の如くファイル名一括変換ソフトはありました。ええ、あっけないほど簡単に見つかりましたとも。そのうえ使い方も簡単です。こういうの、心底悔やまれますよね。
なんでそうなるの?
忙しすぎる!このひと言に尽きますね。
しかしこれにはワケがあります。人間は思ったより忙しい。世の中には情報が溢れかえっていますからね。ボーッとしているようで忙しいのです。
朝起きてつけたテレビ、電車に乗れば広告、電車内でのスマホ、駅のティッシュ配りから街のお店の看板、メールやLINE、もちろん仕事は情報の洪水…、ありとあらゆる情報が目に飛び込んできます。
それらを「自分にとって必要か?」の判断に使える時間はほんの一瞬です。もちろんそんな判断時間をいちいち気にしなくても人間の脳は勝手に一瞬で判断してくれます。
例えばネットで「3秒ルール」と言われるものがあります。これはサイトを開いて表示に3秒かかると閲覧者は他のページに逃げてしまうことを指摘したものです。それぐらい、せわしない。
利用者がページの表示に待つのを我慢できる時間は(回線の高速化によって)さらに短くなっているという予想もあり、「6秒ルール」「3秒ルール」といった表現もなされるようになってきている。
8秒ルール/ウィキペディア より抜粋
今のはネットのたとえ話ですが、人間の脳の情報処理速度は秒単位だってことを言いたかったのです。だから「もっと便利なやり方があるかも」って思っても「そんなの後回し」になってしまう。だって、今は目の前にある情報を処理するのに精いっぱいなんだから。
それに「調べた結果、本当に自分が欲しいものが手に入るのか」も分からない。だったら目の前にある情報を処理すれば確実に「成果」が手に入る。だから長期的には便利だけど、不確実性が伴うことはやらない。こういう話だと思うのです。
…自分で言うのも何ですが三段論法的にものすごく論理的に説明できた気がします。
なんか冴えてるなオレ!
だけど…、
言い訳の達人みたいでヤだな
ま、それはさておき、人間だれしも忙しい。ヒマそうに見える人でも脳内はとっても忙しい。でも、だからってそんなことをしていれば大損するのは自分です。時間的にも、精神的にも。
「スルーする」と「はね返ってくる」しw
ちゃんと見ていれば見落としが無かったねって物事でも、見たり確認するのは一瞬。その一瞬の判断で行動しています。
例えば名刺に記載されているメールアドレス。
E-mail:h.yamada@☓☓☓ってあったとします。
これだって、よ~く見れば間違いませんが、慌ただしく仕事をしていてh.を見落としました。つい先日あった私の実例です。
私の目と脳は…、
E-mail:
を
E-mail:h.
で認識
結果、
h.yamada@☓☓☓
を
yamada@☓☓☓
だと勘違いしたのです。
しかも、もうひとつの怠慢があって「同じ社内に山田さんは復数人いるだろうに、yamadaだけだなんてヘンだな」って思いが頭のなかをよぎっているのです。そういう「警告」に耳を傾けずにスルーしたのです。結果、エラーメールがはね返って来ましたとさ。
やっぱり何ごともキッチリ確実に行うべきですね、…という面白くも何とも無い、真っ当過ぎる結論です、ハイ。
いかに「情報怠惰」と付き合い、回避するか!?
それはこういう「気付き」と「やっぱりこうなるよね」を繰り返して自分に言い聞かせるしかないと思います。こういうことがあるとハッとして「ちゃんと近道を探す有益性」に目を向けられるのですが、そうじゃないと「ま、いいや」が自分を支配するようになります。
そしてそのうち失敗してまた気付いて…、これを繰り返しながらやっていくしかないんだと思います。
つまり「喉元過ぎれば熱さ忘れる」を肝に銘じておく…。
ありきたりで「なんだかなぁ」な結論でスイマセン。
まとめ
- 「情報怠惰」は「情報洪水」に原因があるぞ!
- たまに自分の身の回りを見直さないと更にソンするぞ!
- メルアドは注意深くチェックすべき!相手にも迷惑がかかるからね!
- 「ちゃんと近道を探す有益性」に目を向けてほしいぞ!
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