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モノのインターネット!? スプリンクラーもネットの時代へw

きのうのNHK・クローズアップ現代、みなさんご覧になりましたか?

今はネット全盛の時代です。しかしそれでもまだ序の口でこれから更にネットネットの時代になりますぜ!ってお話しでした。

PCも携帯もスマホもノートPCもスティック型PCもあるけれど、これからはそんなもんじゃないんです!

では何がどうなるのでしょうか!?

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ついに動き出した「2045年への道」

きのうのクローズアップ現代「新・産業革命?“モノのインターネット”の行方ですが…、

センサーを取り付けた工業製品などからインターネット経由で膨大な情報を収集し、ビジネスに革新をもたらすとされる“モノのインターネット。

…ということです。

これだけだと「何それウマいの!?」状態ですが、これが実に革新的で更に世の中を変える可能性があるのです。

というか、私が考える時間軸では、これも2045年問題の技術的特異点・シンギュラリティに至る道の途中だと思っています。

もっとも2045年問題は人工知能云々の話なので少し意味合いが違います。しかし今日より明日、今年より来年と技術の進歩は止まることがありません。

全ての「モノ」にセンサーを!

冒頭でも触れましたが、私たちはPCはもちろんスマホなどで常時ネット接続可能な環境にあります。しかしそれだけでは飽きたらず、全ての「モノ」もネットに接続しようという世の中に向かっています。

フォーク、テニスラケット、トイレ、スプリンクラー、ショベルカー、…これらの「モノ」に共通項を見つけるのは困難ですが、これら全てに共通するのは「ネットに接続していること」です。

ネット接続されたテニスラケットを使えばプレイ解析がされ、ネットで指導を受けられたり、ネット接続されたスプリンクラーは天気予報のデータを読み込み自動で水まきをしてくれる…。
ネット接続されたショベルカーは機械の稼働状況やメンテナンス時期をネット経由で知らせてくれます。

こうすることで「ネット接続されたモノ」の直接の利用者が便利になるのはもちろんのこと、それをデータとして吸い上げることでネット接続されたモノのメーカーが「ビッグデータ」として解析することが可能になります。

住宅もネットだらけw

LIXILのモデル住宅では、天井や戸棚の引出しなどそこらじゅうに200個近くのセンサーを取り付けて人の動きのデータを集めています。住む人は収集したデータからさまざまな恩恵を受けるメリットがあります。

しかしこちらも本当にデータが欲しいのは企業側です。
データ収集可能な住宅がたくさんあればあるほどビッグデータとしての価値が増します。企業はそのデータを元に、更に快適な住宅を設計することができるのです。

LIXILは「住まいと暮らしの総合住生活企業」を名乗っていますが、今後「住まいと暮らしとネットの総合住生活企業」になるかも知れません。

人類規模でIT化を極限まで…!

今後はますます機械が人間の仕事を奪うことになりますが、この流れは変えようがありません。

先ほどのショベルカーなどの重機もネット接続されているので、データをメーカーに送ってさまざまなことを解析し、効率的な作業方法を考案します。なので熟練した操縦者は必要ありません。むしろ誰にでもできるように「標準化」する方向です。

というか地形データを取ることもできるのでコンピューターがモノ=重機に直接指示を出せるみたいです。熟練した技術者云々ではなくもはや人がいらないのです。

グーグルカーも2015年夏には公道デビューする予定ですし、これからはさまざまな分野で更に自動化が加速します。

こうしてITはあらゆる産業を根底から変えようとしていますが、次に人がいらなくなる業界がどこかは分かりません。

産業革命の時代にも機械化が行われました。その反動として失業を恐れた労働者が機械の打ち壊しをするラッダイト運動が各地で勃発しました。

ITの徹底的な普及でより多くの人に幸せや豊かさが行き届くのか、それとも人間の職を奪って不幸になる人が多いのか…。

アメリカはもちろん、EUも日本も、そして中国もIT化の流れを推し進める方向で一致しています。もはや人類規模でIT化を推進しているのです。

(さい)は投げられました。我々はその流れを見守るしかありません。

まとめ

ひとつひとつの企業や個人は「より便利に、より快適に」と考えIT化を推進しますが、それが人類規模でその流れになっているのが凄いですよね。

これからもPC機器の小型化は進むと思います。そうすると今は組み込むのが難しかったモノにもネット接続機器を組み込めるようになります。

というかフォークにさえ組み込まれているので、組み込めないものは無いのかも。

あとはメーカーの意識ひとつですよね。
たとえばコップにセンサーとネット接続機器を組み込めば、何度のお茶を何時間の間に何杯飲んだかが分かる…。すると将来の病気の種類と確率が分かるとか…。

それをコップのメーカーが実行に踏み切るかどうかでしょうね、今の段階では。ただ時間が経てば経つほどネット接続されたモノが世の中に増えるので、いずれそんなコップが発売されるんでしょうね。

  • 2045年を目標に!?さまざまな動きが出はじめているけど、モノのインターネットもそのひとつだぞ!
  • IT機器が小型化したお陰でさまざまなモノがネット接続できる時代になったぞ!
  • 近い将来、200個もセンサーが付いた家に住むかも知れないぞ!
  • さまざまなモノからビッグデータの収集が可能な時代だぞ!
  • IT化は豊かさを行き届かせるのか、それとも不幸を拡大するのか…、私たちは見守るしかないぞ!
  • 今はまだ現実味が無いけれど、きっとすぐにさまざまなモノがIT化される日が来るぞ!

 

フォークにネット!? スプリンクラーにネット!?
途中から番組を見た人は
意味不明だったと思うぞ!

 

 

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