奥大井湖上駅は素晴らしい！　秘境の絶景を求めて！　その2

前回は静岡県のJR金谷駅で大井川鉄道本線に乗り換えて千頭せんず駅まで来ました。

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ここから大井川鉄道井川線に乗り換えて静岡県の秘境・奥大井湖上駅おくおおいこじょうえきを目指します。

小さくて窓が全開になる列車！

大井川鉄道本線から大井川鉄道井川線に乗り換えます。

この列車、気のせいか小さい気がします。

しかし気のせいではありませんでした。

実際、こんなに横幅が小さくて、窓が全開にできます！
こんな列車に乗ったのは初めて！来た甲斐がありました。

窓全開には注意が必要！

電車が動き始めました。
先ほど乗っていた大井川鉄道本線より速度は更に遅く、クーラーは無いようです。窓は全開になるので大井川鉄道本線のようにガラス越しに写真撮影をしなくて済むのが嬉しい限りです。

そして窓が無いのでこんな写真も撮れます。

しかし事故の危険性もあります。
このように窓が全開になっていると…、

うっかり顔や手を出してしまいます。

そこで、

窓を少し上げておきました。これでも顔や手を出せますが、ついうっかりの事故は防げそうです。

上の写真のように、障害物のすぐ脇を通ることもありますので、十分な注意が必要です！

カーブだらけの山に分け入る

車窓からの風景が気持ちいい。

緑が眩しく風も入ってきます。

しかし山に窓全開で入るということは虫も入ってくるということです。途中、大きな蝶や小さい虫が入ってきました。でもすぐ出ていきます。なんせ窓が全開です。だから出入り自由ですｗ

それでも窓全開は気持ちいい！

しかし山をカーブしながら分け入るので始終キーキーとレールの音がうるさかった。これを旅情と捉えられないと厳しいかも。

トンネル内は自然の冷房！

このようにすがすがしい車窓の風景ですが、

車内は暑い！
しかしこの大井川の看板を過ぎてすぐのトンネルのなかは、

長くて涼しかった。天然のクーラーです！

奥泉駅を通過後すぐの赤い橋脚

地上70mに掛かる橋です。奇跡的に綺麗に撮影できました。

この列車自体も結構高いところを通っているんですね。

アプトいちしろ駅で特殊車両を連結して…

ようやくアプトいちしろ駅に到着です。海抜396ｍ、山奥に来ました。

ここからの急勾配を登るべく、ラックレールという歯型レールが使える特殊車両を連結します。

通常のレールの間に歯型レールがあります。これで急勾配を力強く登って行きます！

つまりこういうことです！

連結後、動き始めます。この写真も列車としては急勾配ですが、体感的にはあまり分かりませんでした。

これは登り切ったながしまダム駅で撮影したものですが、このトンネルから右にずっと勾配が続いています。こんなところを登ってきたんですね。

巨大なダムに大喜びw

なんでダムってこうも男心をくすぐるんでしょうか！

しかも放流している最中でした。GJ(グッジョブ)！

しかしこのダム、稀に見るカチッとしたデザインで、シューティングゲーム・雷電のボスのようです！

雷電 / Raiden ノーミス1周 part 1 of 2／youtube

そして地味に凄いのがこの橋！

人用の橋みたいですが、橋脚がありません。
2本ぐらい橋脚があったほうが良いのではと、気になって仕方がありませんでした。

長島ダム／国土交通省

サイトに何も書いてありませんが、地味に凄いからアピールすべきではないでしょうか！

ひでぞうのまとめ

今回も奥大井湖上駅には辿り着きませんでしたが、旅情を味わって頂けたと思います。
この記事自体も長かったけど、それぐらい奥大井湖上駅までの道のりも長くて険しいのです。

東京を6時過ぎに出発して、ながしまダム駅13：20着。目的地の奥大井湖上駅は13：34着ですからあと少しです。

次回はいよいよ奥大井湖上駅の紹介です。