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ひでぞうの瀬戸内礼賛・その5 鷲羽山(岡山県倉敷市)
瀬戸内海と瀬戸大橋が一望できて無料、そんな素晴らしい場所が瀬戸大橋のすぐ近くにある鷲羽山です。
クルマを駐車場に駐めて少しばかりの山登りで、山頂には360度の大パノラマが広がります!
眺望抜群の鷲羽山レストハウス近辺の広場
この地図は駐車場にあった看板ですが、ここから山頂に向かいます。
山頂と言っても標高133m、駐車場の地点でかなり登っています。そこから山頂まで徒歩約20分なので安心です。
山頂まで行かなくても、途中の鷲羽山レストハウスの広場から瀬戸内の海が一望できます。
お気楽な山登り♪
レストハウスから少し離れたところです。道が二手に分かれています。
右の舗装された道は山の裏手に回るので、しばらく瀬戸大橋が見えません。なので左の道から登ります。
瀬戸大橋は幾つもの島々に橋脚が設置されています。海に橋脚が設置されている箇所もありますが、岡山・香川間に点在する島々に橋を架けているのです。
そしてこの橋の特徴、それは高速道路の下に電車が通っていることです。下の写真はうまい具合いに電車が通るところを撮影したものです。
島ひとつ 土産に欲しい 鷲羽山
ここ鷲羽山の眺望は本当に素晴らしく、橋が無かったとしても瀬戸内海の様々な表情を見ることができます。
途中の石碑の句、これが本当に好きで、いつもこの句を見る度に激しく同意していましたが、それもそのはず…、
地元の俳人・難波天童が読んだということです。
海に浮かぶ島々が織り成す美しい景色を多島美と言いますが、それを上手く表現した一句に感動します。
さて、かなり登りました。瀬戸大橋の向こうに見えるのは、かつて北前船で栄えた下津井港です。
参考記事:
ひでぞうの瀬戸内礼賛・その4 むかし下津井回船問屋(岡山県倉敷市)
入館無料で館内には休憩スペースやお手洗い、ミニ博物館があります。
数万年前の瀬戸内海は陸地で、ステゴドン象やナウマン象が生息していました。
なお、鷲羽山ビジターセンターには一定時間おきに更新されるカメラが設置されています。
鷲羽山からみた瀬戸内海・岡山県倉敷市下津井田之浦1-2/インターネット自然研究所
たまに気になって見てしまいます。
いよいよ大パノラマの山頂へ!
頂上は岩石に囲まれていて数人が滞在出来る程の広さです。中央にある台は方位の案内板です。
上の写真の鷲羽山ビジターセンターより更に右、地図で言うと北側には児島の町が広がっています。写真の左側、山に通る道路は瀬戸大橋から延びている瀬戸中央自動車道です。
ひでぞうのまとめ
ここ鷲羽山は瀬戸内海に来たときに必ず寄る場所です。
瀬戸の多島美と自然を満喫するには最高の場所です。
山頂まで登らなくても絶景を堪能できるので、是非一度訪れてみて下さい!