ひでぞうのとんかつレポート・3　蒲田・鈴文(すずぶん)

今回は久し振りのとんかつレポートです。
JR蒲田駅から歩いてすぐのとんかつ・鈴文。ここは以前お話しした丸一と並び称されるとんかつの名店とのこと。期待が膨らみます！

JR蒲田駅西口・壮麗なビルのすぐ近く

JR蒲田駅・西口を出て少し歩くと、やたら壮麗な東京工科大学のキャンパスがあります。この画像で言うと左側の向かいにひっそりと鈴文があります。

店内はカウンター席が10席ほどのみです。

店構えがシンプルならメニューもシンプル！

待ち時間は少な目が嬉しい！

私はちょっと前の土曜に行きましたが、11：25に行列の4人目として並び、11：30に入店、11：45には食べ始めていました。

すでにとんかつを揚げるだけの状態でお皿がスタンバイされています。画像中央に分厚い豚肉がッ！

調味料は醤油・ソースは1種類、からし、七味唐辛子、塩です。

美味しいと評判の店は仕込みの手際の良さや整理整頓されている印象ですが、ご多分に漏れずです。割り箸もギッシリ詰まっています！

大勢のお客を相手にすると整理整頓に行き着くんでしょうね。

やっぱり楽しいカウンター席♪

全席カウンターなので選択の余地なくカウンター席になる鈴文ですが、とんかつを揚げているところが見える席だと楽しいものです。

上の画像ではイマイチ分かりづらいのですが、太い箸でとんかつを揚げます。箸が長いのは分かりますが、太い箸を使うのは箸を持つ手に熱が伝わりにくくするため？

今度は細い包丁でサクサク手際よくとんかつを切っていきます。

行列に並んでいたので、その行列のまま奥に奥に詰めて座った結果、ちょうど作業している目の前の席になって良かった！

評判の鈴文、そのお味は！？

パン粉が揚げ上がる良い薫りが漂ってきます。ほどなく全品到着！

注文したのはランチとんかつ定食＠1,000円。若干(じゃっかん)小さめですが、これぐらいがちょうど良かったです。

隣の年配の男性客はとんかつ定食＠1,400円を注文していました。何が違うのかとチラ見すると大きさが違っていました。ランチとんかつ定食と比べて大きさも違えば厚さも違った！
私にはとても食べきれません。

この色合い。ウマそう！

脂身は少なめです。

ご覧のとおり脂身は少なめですがモッサリした感じはありません。あっさりです。

しかしッ

マヨネーズ下さいのオーダーに快(こころよ)く応じてくれたものの…、

純然たるマヨネーズではありませんでしたorz

なんかよく分からないコマ切れの野菜が入っているマヨネーズがありますよね。鈴文のはそれでした。

一応、頼んだ手前、とんかつ+ソース＋マヨで食べますが、これなら無い方が良いと、とんかつ＋ソースで食べました。

しかしですね、軽度のマヨラーを自任する私でもマヨ無しで充分美味しかった。ソースは1種類ですが本当にちょうど良い味だったので満足です。

しつこくなくシンプルで飽きない味。土曜だけど近所の常連的なOLが来てたことからも飽きない味であることが窺えます。

付け合せのお新香、こちらもシンプルだけど柚子が少し効いててサッパリ味です。

豚汁はショウガとゴボウが味のベースです。ショウガ無しの方が好きですが、これは好みの問題ですね。

ひでぞうのまとめ

今回のとんかつレポート・蒲田・鈴文、いかがでした？
とんかつの名店と言われるお店ではとんかつ自体は美味しくても、店内に油の匂いがこびり着いていたりテーブルや椅子が油でベトベトで服にまで匂いが着く場合があります。

せっかく美味しくてもこれでは行きたくありません。
しかし鈴文はそんなことありません。
整理整頓されて清潔に保たれた店内、そしてその店内同様にサッパリした味のとんかつ。

美味しいのにさほど並ばなないので、近所の人は足を伸ばしてはいかがでしょう。