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つくば学園都市に見る近代化・都市化・分化・集約化について
今回はつくば学園都市について感じたことのお話しです。
正式には筑波研究学園都市ですが、ここに分化・集約化そして近代化・都市化があって、これは面白いと感じたのです。
さて、それらはどういうことでしょうか!?
とにかく整然! これぞ都市!!
つくばエクスプレス・つくば駅を降り、地下から地上に出ると、そこには整然たる人工都市が広がっています。
たくさんの緑があって気持ちいいですが、それすらも極めて計画的に配置されています。
道路は直線と直線が交わり、建物も直線的、つまりビルばかりです。
分化と集約化の果てに…
駅からすぐのところに大型ショッピングモール・つくばクレオスクエアがあります。
そして更に少し歩いたところにヨークタウンが!
こちらもそこそこの規模でスポーツクラブも入っています。
ここまでは商業施設でしたが、住居も大規模で集約化されています。
このように商業施設と住宅、そして職場がキレイに分離し、大規模かつ集約化されています。
これぞ都市!
大規模かつシステマチック!
…そりゃ当然です、もともと人工的に造られた都市です。
新宿・渋谷・池袋のように、駅周辺に人が集まった結果、ビルが林立したわけではありません。
まず計画ありきでスタートします。もちろん広大な平地において都市計画が始まります。坂がある地形は不合理ですからね。土地選びの段階から無駄がありません。
そして土地選びの次は幹線道路を直線に引き、碁盤の目のごとく交わるようにします。
公園だって人工的に配置します。ドカンと1区画、広々と!
全てが合理的設計に基づき、計画通り整然とした都市が生まれるのです!
ひでぞうのまとめ
私はゴチャゴチャとした街や坂のある街、三ちゃん経営の定食屋なんかに「味」を感じます。
整然とした都市は暮らしやすいけど、ショッピングモールにはチェーン店しかありません。歴史ある公園もありません。
しかし暮らしやすさと効率化をシビアに追求すれば、分化と大規模化・集約化に至るのです。
そうやって暮らしの無駄を排除して合理化・効率化を追求した結果、私たち人類は歴史上かつて無いところまで行き着いたのです。
そりゃロケットも飛ぶわw