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マッドマックス 怒りのデス・ロード 世界観がヤバ過ぎるwww
以前お話ししたマッドマックス、さっそく観てきました。
映画『マッドマックス 怒りのデス・ロード』公式サイト
※注意:音が出ます
今回は友人のK氏と横浜・ワールドポーターズのイオンシネマみなとみらいで3D・吹替版で観ました。
私もK氏も吹替嫌いですが都合がつくのはこれだけでした。しかし結果は大満足!
※ネタバレは少なめですが、念のためご注意を!
吹替嫌いでも大丈夫! そのワケは…
この超大作映画を吹替嫌いな2人が吹替版で観ることに一縷の不安がありました。しかし上映後すぐのめくるめくアクションシーンでそんなことはどうでも良くなりました。
この調子で全編ぶっ通し、ほぼノンストップで爆走します!
なんせ、アクションに次ぐアクションです、
セリフが少な過ぎるから、吹替嫌いでも大丈夫!
…というわけです。
ストーリーと登場人物
放射能汚染後の砂漠化し荒廃した世界、ウェイストランド。ガソリン、水、弾薬、などの供給源ごとに街がつくられていた。武装集団「ウォーボーイズ」に捕まった元警官マックスは鎖で繋がれイモータン・ジョーが支配する砦で、ニュークスの輸血袋として血を抜かれ続けていた。片腕義手の女、フュリオサ大隊長は水を運び他の資源を持ち帰るべくウォータンクと呼ばれる改造車を運転し砦を出発するが、水だけでなくイモータン・ジョーの妻達を隠して運び、フュリオサの故郷「緑の地」への逃亡を図る。フュリオサ達の追跡を志願したニュークスは、ウォータンクの先端にマックスを縛り付け砂漠へ。ニュークスから逃れたマックスは自身の逃亡のためフュリオサ達と共闘しジョー率いる武装集団に追われながら危険な砂漠を横断する。
ごく簡単にまとめると…、
- マックス:妻子を失い、本能のままに生きる元警官。主人公。
- イモータン・ジョー:武装集団「ウォーボーイズ」の親玉。物資を独占し、人々を恐怖・暴力・カリスマ性で従える大悪党。骸骨マスク姿。
- フュリオサ大隊長:ウォーボーイズの片腕義手・坊主頭の女。故郷「緑の地」を目指して逃亡する。
- 5人の美女:ジョーの妻達。フュリオサ大隊長と一緒に逃亡を図る。
- ニュークス:輸血が必要な身体をし、ジョーをカリスマと仰ぐ。途中、ジョーに反旗を翻し、マックス達と行動を共にする。スキンヘッド。
主な登場人物はこんな感じです。なかでもニュークスが良いヤツなのが、この映画で唯一ホッと出来るところです。
クルマのデザインがなんともw
トラックの土台にベンツが載ってます!
あり得ないデザインですが、トラックの走行性+ベンツで権力誇示ということでしょうか?
手前・左のクルマもトラック的な土台に小さめの車体が載っています。
また、クルマの上に立っている長い棒は旗竿ではありません。この棒は人が乗って攻撃に使うためのものです。
これは間違いなく核戦争後最高の発明です!
びよ~んって感じで弾力があって、かなり厄介です。こんなので左右からちょっかいを出されたら陥落しないわけがありません。実際マックスたちも苦戦してました。
なお、敵たちの攻撃時のセリフは、
異論はあるまい!?
爆走&爆発!ストーリーなんて関係ねぇw
ストーリーは映画の最初にチラッと説明があって終わりです。細かい設定が分からないまま物語が進みますが、そんなことは全く気になりません。
なんせ爆走と爆発が映画の9割以上を占めているのです。
凡百の映画は小難しいストーリーや時代背景、主人公と悪役の心理的葛藤、情景描写があってアクションはその合間合間ですが、この映画はその比率が逆転しています!
アクション、それも超ド派手なアクションの合間に僅かばかりの感情描写があります。しかもセリフは少なめで態度や表情、行動でそれらが示されます。それがこの映画を素晴らしいものにしています。
また、マックスたちが目指した「緑の地」のシーンが悲しかった。これは観てのお楽しみですが、このシーンで思わずうなりました(悲
見終わったあとは…
ただひたすら荒野の砂漠を爆走して爆発しまくる映画、それなのにまた観たい、また観なきゃと思える映画です。到底、家庭の一般的なテレビでは再現できません。上映期間中は映画館で観ることをオススメします。
なお、3D映像ですが、ずっと前に観た「アバター」の場合、スクリーンの前(と自分の間)に奥行きがある感じで、本当に目のすぐ前に映像が飛び出てくる感じでしたが、今回はスクリーンの向こう側に奥行きがある感じでした。これは映画館によって違うのか、それとも今回の3Dはこういう仕様なのかわかりませんが、これなら2Dでも良かったなって。
さて、観終わって興奮気味のK氏ですが、奇しくもマッドマックス的なTシャツを着ています。
身体に焼き印とかじゃなくて良かったです。
そんなK氏とこのまま別れるわけにはいきいません。これだけの超大作映画を観た2人です。どこかで感想を語りたいというものです。
そのレストラン、それは、
狂気の世界・マッドマックス後のお食事はここでッ!
この落差に頭がグラグラします!
…さすがに入りませんでしたが。
まとめ
この超大作映画、ド肝を抜く内容ですが更に凄いのはCGを極力使わず撮影していることです。
どうみてもCGじゃなきゃ人が氏んでるレベルですが、撮影しきってこうして公開されているのが凄い、凄すぎです。
単調な砂漠をただ爆走するのみ、爆発に次ぐ爆発、だけど全く単調にはならず、手に汗握るシーンの連続!
監督の手腕、役者の演技、製作スタッフの作り込み、全てが見事です!
また、発想がイカれてますw
トラックの土台にベンツ、びよ~ん攻撃棒、そして戦闘集団を鼓舞するための火炎ギター野郎………
本家のヒャッハー、ハンパねぇな!