カレーの老舗　渋谷・ムルギー　この記事読んでから行くよろしw

以前お話しした渋谷の名曲喫茶・ライオンのすぐ近く、50メートルほどしか離れていないところにカレーの老舗・ムルギーがあります。

ここ、ずっと気になっていて、先日ようやく行ってきましたが…。

昭和26年(1951年)創業の老舗

お店の外観は扉周りのレンガ造りが落ち着いた印象です。看板もごく控えめです。

メニューも少品種で、いかにも昔かたぎな老舗です。

しかし店内は特別堅苦しいわけではありません。
ごく普通のお店で外観同様シンプルで清潔です。

メニューはこんな感じ

店名同様の「ムルギーカレー」が標準のようですが、たった50円増しで「玉子入りムルギー」になるので、ほとんどの人がこれを注文します。

玉子入りムルギー＠1,050円＋トッピングのチーズ＠100円を注文します。ワクワク！

ドリンク類です。

なかでも「ヨーグルトドリンク」が気になります。
カレーのように辛いものには乳製品が良く合います。注文すべきでした。
特にここ、ムルギーの場合は…。

カレーが来ました…って！

この日、私は何の予備知識もなくムルギーに来ました。知ってることは「ムルギーのカレーは美味しい」「カレーの老舗」「一度は行っとけ」的なことばかり…。

そう、カレーがこんなカタチで出てくるなんて全く知りませんでした！

何このマウンテン！

これには驚きました！
山、それも富士山ではなく剣岳やエベレストのように、地殻変動で出来た系の山です。

こうすることで、ルーが剣岳の向こう側に流れ込まないように堰き止めているのですが、ルーが向こう側に流れ込んでも何の問題も無い気がします。

だけどそこはやんごとなき事情があるのかも知れません。ま、それはさておきです。
しかしまぁ上手に造形された剣岳だこと。

ちょっと食べるのがモッタイナイ感じさえします。

さて、カレーに付きものの福神漬け？は2種類です。

左の黄色いほうは普通のもの、右のはショウガも入っています。らっきょうはありませんでした、残念。

そしてカレー皿の右上に添えられている小さな練り物ですが…、

※カリーに添えられているものは「当店手作りのチャツネ」です。フルーツや香辛料などを煮詰めたもので、お好みにあわせてルーにまぜてお召し上がりください。

…とメニューに書かれています。

激辛過ぎて涙！　あとで甘口の存在を知って更に涙！！

…というわけで、お子様舌の私にとって、このカレーは厳しすぎました。久し振りにカレーを食べて汗はダラダラ、舌はヒリヒリで大変なことになったのです！

更にこのタイミングで甘口があることを知る始末。

まさに2度泣きとはこのことです。
札幌転勤者は2度泣くと言いますが、カレー屋での不注意が2度泣きになるとは思いもしませんでした。

しかし泣いてもどうにもならないので頑張って食べます。
水を飲むと辛さが余計に引き立つ気がして、水はほどほどにして食べます。
ヨーグルトドリンクを注文すべきでした。

しかし偶然とはいえ、玉子・チーズ入りにして正解でした。

甘口にしていれば、もっと正解だったよね＼(^o^)／

ご飯は硬め、ルーは具らしい具が無くひたすら辛かった。それでも何とか完食、ムルギーを制覇しました！

この日はある土曜で12：20頃入店、その頃は空いていましたが、何故か食べているときから混みだして、最終的にお店の前に行列が出来ていました。
さすが人気店ですねー！

ひでぞうのまとめ

さて、渋谷のカレーの老舗・ムルギーはいかがでしたか？

辛さが平気な人なら普通に美味しいカレー、しかし辛さが苦手な人にはかなり手ごわいカレー、それがムルギーのカレーです。

ちゃんとメニューを見て甘口を注文すれば味わって食べられたと思います。ヨーグルトドリンクもプラスして。

だけど苦労の末、なんとか食べ切りました。
剣岳のサプライズも面白かったし…、

もう少し通えばこの仙人になれる気がした

そんな夏の終わりでした。

ムルギー
東京都渋谷区道玄坂2-19-2
TEL　03-3461-8809