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SNS疲れは地獄! 本質を見極め、本末転倒を回避しろ!!

SNS疲れが社会問題になっています。

エスエヌエス‐づかれ【SNS疲れ】

《SNS tired》ソーシャルネットワーキングサービス(SNS)内でのコミュニケーションによる気疲れ。SNSの長時間の利用に伴う精神的・身体的疲労のほか、自身の発言に対する反応を過剰に気にしたり、知人の発言に返答することに義務感を感じたり、企業などのSNSで見られる不特定多数の利用者からの否定的な発言や暴言に気を病んだりすることを指す。代表的なSNSの名称を用いて、ツイッター疲れ、ミクシィ疲れ、フェースブック疲れなどともいう。

SNS疲れ/コトバンク

楽しく便利なはずのSNSが今では人を苦しめるものになっています。こういう本末転倒は本当に悲しいことです。何か対策はあるのでしょうか?

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今の時代の中高生は大変!

中高生のSNS疲れの特集をテレビで見ることがあります。

彼ら・彼女らは常にSNS(特にLINE)でつながり、数分おきに連絡を取っています。
トイレに行くのも風呂に入るのもSNSが気になってそれどころではありません。これはもうSNS疲れなんてレベルではなくSNS地獄と言えます。

これでは勉強どころかひとりでホッとする時間さえ持てません。彼らは少しでも集団から外れると生きていけないと思い込んでいます。私も中高生の当時、そうでした。

今はそういう生き方に疲れて人と距離を置いていますが当時は辛かった。しかしその頃はSNSなどありません。なので物理的に友達と会う必要がありました。だから友達と別れれば開放されるわけです。しかし今は違います。不幸にも常時、SNSでつながっているのだから。

これを地獄と言わずして何をそう言うのか。見えない鎖とはこのことです。今の中高生は大変だと思います。

「いいね!」されたのされないの…

FacebookもTwitterも大変です。「いいね!」されたのされないの、フォロワーが増えたの減ったの、そんなことを気にして生きるのは大変です。

また、ネット知人(友人ではない)のFacebookにしかたなく「いいね!」したりとか。お義理のやり取りがイヤでネットに逃げてきたのにネットのほうが大変でしたという皮肉です。なんせネットは24時間・365日営業しているのです。圏外かサーバーのメンテナンスでもない限り、ずっとやってます。毎秒営業中です。

当たり前だけど認識しづらい、自分と相手は違う「個」

毎秒営業中で「知人」が無限にできるネットだからこそ線引きが必要です。そのためには嫌われる覚悟孤独に耐える強さが必要です。

しかしまだ心が未発達の中高生はそんな覚悟ができません。だけど無理なものは無理だと認識しないと相手のペースに巻き込まれるだけです。相手は悪意なく楽しくてやってることでも自分には苦痛だと認識する。自分と相手は違う「個」だという当たり前のことに、いつ気が付けるかです。

そこまで「個」を意識できない人は「どこまでなら付き合えるか」を明確にするとよいと思います。

いずれにせよ「個」を認めない文化がさまざまな問題を生んでいるのです。

ブラック企業問題しかり、恐怖の仕事論しかり、SNS地獄しかりです。

真の理解者なら、常につながっている必要などない

本当の友達なら、真の理解者ならアナタを常に束縛しようとしません。
常につながっていないと不安になるのは自分か相手のどちらかが信頼感を持っていないからです。あるいは自分と相手の両方がそうだからかも知れません。

そんな関係ならやめたほうが良いと思います。そのためにはリアルでもネットでも交友関係を広げて色んな人と接触しておくとよいと思います。交友関係が広がれば真に自分と合う人が見つかる可能性が高くなりますからね。

そして本当に安心できる人と巡り会うことで「嘘の人間関係」にこだわる必要が無くなるのです。無理せず少しずつ模索してみましょう。

本末転倒がアホらしい

SNSは遠方の人や同じ趣味の人と簡単につながれます。便利で生活を豊かにしてくれるSNS。しかしそんなSNSも接し方を間違えると不便で精神的な貧しさをもたらします。現代社会にありがちな本末転倒、これが笑えない問題になるのです。

他国でもそんな傾向があるかも知れません。しかし日本の場合はネットにも「世間」が形成されていて「際限の無い気遣い」が求められます。そもそもネットの良いところは「世間」を意識しなくて済むことです。そんなネットが今や最も気を使う場所になりました。本当に本末転倒です。

ブラック企業問題でも話しましたが、SNSで苦しんでいるのならそれがおかしいことだと認識すること、まずはそこから改善を始めるべきです。

ひでぞうのまとめ

今回は笑えない社会問題であるSNS疲れ・SNS地獄についてお話ししました。

本来便利なものが気付くと人を苦しめるものになっている…、その原因はさまざまですが、自分でSNSの必要性を見極め、時にはSNS離れを決断すべきだと思います。

人間の心の声は正直です。それを「常識」や「世間」の価値基準で判断し、抑圧することを繰り返すと心が病みます。そんな本末転倒を回避するには違和感を覚えることを疑い、本質を見極めようとする強い意志を持つことが必要です!

 

 

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